昨日、五歳児英語定期講座を終えて
帰宅したら
めちゃくちゃ日本語が流暢な外国人男性が
遊びに来ていました。
「あ~初めましてxxです。
どうも、おじゃましていますぅ」
とお辞儀をされびっくりしました。
なぜびっくりしたかというと、
日本語が流暢なだけではなく
お辞儀の仕方とか挨拶とかまの取り方が
完全に日本人だったから。
その後、
彼は日独のハーフであることが判明。
彼は
夫とは英語で話していたのですが
英語で話すときは完全に
「日本人らしさ」は消滅して
「英語らしさ」を伴い
英語を話していました。
夫によると彼が
ドイツ語を話すときは
「ドイツ人らしさ」を伴って
ドイツ語を話すのだと。
こういうことがあると
言語は言葉だけじゃないと思います。
完全にバイリンガルの場合、
英語を話している時と
日本語を話しているときは
別人格というのは結構よくあります。
つまり、
英語を学んでいる場合、
「英語らしさ」も一緒に学ばないと
いつまでたっても
不自然な英語のままなのです。
英語らしさっていうのは
英語の発音からくる表情であったり
まの取り方であったり
相槌であったり
話の運び方であったり…
例えば、
いくら日本語が流暢な
アメリカ人がいたって、
敬語を全く話さず、
誰に対してもタメ口だったら
「なんか変」
と思うはず。
なので、
言語を学ぶ場合、
単語とか文法を学ぶだけに
留まらず、
「日本語となにが違うか?」
という点に注目したり
その言語が持つ文化的背景を
理解するのも結構重要なんですよね。