シドニーで英語教授法を学習していた時に
英語教師は
「ゆっくり、はっきり話すように」
と指導されました。
なぜかというと
クラスでの教師の指示がわからないと
授業が成立しないからです。
なので、
クラスでは
先生たちは
ゆぅううううううっくり英語を話します
しかしこれをはたから見ていた
私は
「だれも授業以外では
こんなにゆっくり話してくれないよな~」
と思いました。
英語圏の英語授業は
インプットではなく
アウトプットが中心です。
読んで内容に関して
話させたり、
発音させたり。。。
なので、
先生は自分がいっぱいしゃべって
生徒のリスニング能力を上げよう、
というよりは
どちらかというと
生徒が内容を理解できるように
案内する、ような印象を受けました。
日本で英会話学校に通っている人の中で
「英語の先生がしゃべることは
わかるんですが、それ以外の人が
話していてもわからないんです」
というのはもっともな話です。
だって英会話を教えている先生は
あなたがわかってくれるように
ゆうううううっくり話している
ことが多いからです。
海外で学校に行っていても
日本で英会話学校に行っていても
英語力がどれだけ伸びるかは
「授業を受けてない間にどれだけ英語に触れたり
勉強をするか」
にかかっています。
「英語学校行ってるから、英語力は伸びているだろう」
これは大きな間違いです。
英語力を上げるには、
自分でどれだけやるか
これにかかっています。
なので実際のところ、
留学しても伸びる人は伸びるし、
伸びない人は伸びない
日本にいても話せるようになる人はなるし、
ならない人はならない
…わけですね。