英語圏でノンネイティブの英語教師を大量雇用する理由 | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

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今日でシドニーでの講座も終わりです。

長かった…(苦笑)

私は一部を履修しただけですが
かなり忙しかったです。


みんな、明け方まで勉強してました。

もちろん、私が日本から持ってきて
「時間があるだろうからやろう」と思っていた仕事は
全然進みませんでした(笑)


で、ホームスティ宅には
タイ人の学生さんが来ました。

彼女のクラスの英語の先生が韓国人
だというのを聞いて正直びっくりしました。


そこで、いろんな人と話して聞いて
わかったことなのですが…


オーストラリアでは
ノンネイティブ(つまり、英語を母国語としない人)
の英語教師がかなり増えているんだとのことです。


その理由としては

*ネイティブより文法に詳しい
*生徒のよきロールモデルになる(ロールモデル=見本)
*生徒がどんな過程を経て英語を身に着けるか身をもってわかっているため、
アドバイスが適切

なんだそうです。


もちろん、母国語が英語でないのですから
母国語の影響を受けて多少のなまりはあるでしょう。


でもはっきり言って
そんなものは全く問題ではないのだそうです。

英語を学ぶ人が目指すべきなのは

『comfortable intelligibility(適度な通じやすさ)』

つまり、話していていつもいつもいつも聞き返される、
ということがないレベル、に達することが重要なんだと。


最近、思うのですが英語の日本語なまりっていうのは
日本語でいう「軽い方言」くらいなんじゃないかと。

つまり、

「~じゃけん」「~やけん」
「~や」

とかが語尾に付くことで、

「あーこの人、東京に住んでる人じゃないんだー」

とは思うけど、別に

「うわ!」とは思わないと思います。


「ふーん、この辺の人じゃないんだな」

と思うくらい。


日本語なまりって結局その程度のことなんだなあと思いました。



あ、あと、
「英語圏で英語を教える」、というと、

「文法も、一つも間違えたらだめなんじゃないか」

そう思いますよね。


でも実は

「基本的に間違わなければOK」

というレベルなんだそうです。


なので、今、英語を勉強している人で

『完璧な文章を書けるようになろう』
『完璧な文法で英語を話せるようになろう』

と気負っている人がいたら、
やめたほうがいいです。


なぜならば

『完璧さ』は英語圏の英語教育でさえも
求められてないからです。


まずは

『通じる英語』
『相手にわかってもらえる英語』

ここをぜひ目指してくださいね。