私は大学時代に1年間、
アメリカに留学してさんざん苦労して
英語がマシになったので
英語を使うことができる職に着けたことが
とーってもうれしかったです。
商社の海外営業というところは、
英語が飛び交う場所です。
メールは海外からのはほとんど英語。
電話は相手が外国人だと英語。
書類も全部英語。
なので、当然のことながら、10年以上前の
時点で、新入社員はほとんどTOEIC850以上
だったと思います。
もしくは、
日本語を外国語とする外国人の人たちです。
ところが、たまーーーーーに、
英語が不得意な新入社員が入ってきます。
「英語、苦手なんで、心配です…」
なーんて言いながら入社してくるわけです。
ところがですね、気が付いてみると、
半年くらいたつと、その英語苦手新入社員も
普通に
英語で電話応対したり、
メール返信したり、
来客対応したり、
海外出張したり
しているわけです。
当初、
「えーーーー!
私はあんなに苦労して恥かいて時間かけて必死で
英語覚えたのに、
なんでこの人はたった半年で
できるようになっているわけ???」
とムカーっときました(苦笑)
人間ですからね、私も

今ならわかります、このからくりが。
なぜこんなことが可能なのか、わかりますか?
それは…すべては
『パターン』だからです。
貿易業務で使われる単語は決まっています。
たとえば
納期、船、値段、スペック、商品、スケジュール、
出荷…
とか。
話される内容も
上記に象徴されるような話題を話します。
逆に言うと、そのことしか話しません。
電話で突然、政治の話になったりしないわけです。
貿易業務でよく使用される単語はたぶん100個くらいです。
逆に言うと、それを覚えてしまえば、言いたいことはだいたいいえるようになります。
100個ですよ?
一日1個づつ覚えても3か月でマスターです。
私が提供している英語コーチングはここから
ヒントを得ています。
ゴールを絞れば絞るほど、上達が早いわけです。
なぜならば、そのパターンを知って、マスターしてしまえば
あっという間に英語はできるようになるから。
普通の英語学校に行くと
「まず基礎を付けてから、あなたがやりたい
専門分野の勉強をしましょう」
とか言われて、本当は別のことをやりたいのに
日常英会話のクラスに入れられたりします。
そして、そこにいる限り、自分の学びたい
「パターン」は学べないからです。
私の提供する英語コーチングでは
英語初心者が数カ月で英語で看護業務ができるようになったり
英語アレルギーの人が3か月で自分のお店で必要な接客を英語でできるようになったり
していますが、ここに共通しているのは、
時間を無駄にせず、自分が必要な「パターン」を習得したことが大きいわけです。
自分はどんなパターンを必要としているか、
ぜひ考えてくださいね。