こんにちは、奥村美里です。
現在、アメリカに来ています。
昨日、サンタモニカでのワークショップが終わり、友人が待つアリゾナ州:フェニックスに移動しようとロスアンゼルス空港で飛行機を待っていました。
夕食時でピザを食べていたら突然
"GET DOWN!!!"(伏せろ!)
という声がして、
周りの人が全員、床に伏せはじめました(汗)
わけがわからないまま床にうずくまること10分。
だれのかわからない足音が響き、やがて、セキュリティの声がして
「大丈夫だ」
と(汗)
よ、よかった~
と思ったら今度はそこにいる人全員が避難し始め、みんなが行く方向についていったらまた
"GET DOWN!!!"(伏せろ!)
という声がして、空港のお店のバックヤードに隠れ・・・
子供は声を押し殺してないているし周りの人もわけがわからず混乱してとにかく声を押し殺して撃たれないよう身を伏せているなかで
『死ぬかもしれない』
とかなり現実的に考えました。
大げさかもしれませんが、本当です。
『とにかく頭を撃たれないようにしよう』
とか
『足を撃たれたら回復するのにどれくらいかかるかな』
とか
『私が死んだら家族が悲しむだろうな』
とかいうことが
本当に一瞬にして走馬灯のように頭をよぎって行きました。
その後、
ターミナルにいた人は全員隣の国際線ターミナルに避難。
報道陣のヘリは飛ぶわ、道路はもちろん閉鎖されるわターミナルは一時2時間ほど閉鎖されました。
結局、銃撃戦ではなくて車がターミナルの入り口にぶつかった音を銃弾だと空港職員が勘違いしたみたいだ、と言うことがわかり、
これです
(ロスアンゼルス空港では先日、銃撃戦があったので職員も神経質になっていたんだと思います)
私が乗るはずだった飛行機は1時間遅れただけでフェニックスに飛び立ちました。
これはその機内で書きました
ターミナルが閉鎖されたり、セキュリティに並んだり、飛行機を待っている間中、
『もし、私が今夜死んでいたら、
満足した人生だったといえるだろうか?』
とぼんやりと考えていました。
そして、
いつ人生を終えてもいいように(大げさかもしれませんが)
愛している人にはそれをきちんと伝えていこう、
感謝を感じたらきちんと口に出して伝えよう、
本当に自分がやりたいことをやっていこう、
と心のそこから思いました。
これを読んでいるあなたは、もし今日、人生を終えることになったとしたらどんなことを後悔するでしょう?
誰かに、あなたの気持ちを伝えなかったことでしょうか?
やりたいことができていないことでしょうか?
それとも・・・?
それを今日、まずやってみるのもひとつかもしれません。
今日、これを読んでくれたあなたに感謝です。
いつもありがとうございます。