こんにちは、ネイティブ英語環境 奥村美里です。
前回のアメリカ旅行の話の続きですが…
デトロイト在住の私の友人、A子さん。
彼女は結構波乱万丈な人生を送っております(笑)
彼女はもともととある大手の英会話学校で営業をしておりました。
2年間、関西のある地域でトップ営業をとり、その甲斐あって、24歳でカナダの系列校へ駐在。
ところが、彼女は英語が全然ダメだったんですね…
英会話スクールなので当然、部下は全員ネイティブです。
彼女は上司という立場。
でも、英語ができない彼女…
言いたいことがあっても最初は聞いてくれない、鼻で笑われる、と泣き明かした日も多かったとか。
思うのですが、
帰国子女でなく、ある程度年齢行ってから英語をマスターした人は(しかも海外で)ほとんどの場合、悔しさに涙した経験があると思います。
それでも彼女は、
『言いたいことは紙に書いて訳して持っていく』
ことからコツコツはじめ、段々できるようになったようです。
カナダの次に住んだタイでは、英語-日本語の企業通訳も務めていました。
そんな彼女に英語上達の秘訣を聞いてみると簡潔に
『知ること、そして場数』
と言っていました。
知ること、とはどういう意味かというと
『ネイティブでも間違うこともある、ということを知る
つまり、自分に余分なプレッシャーをかけない』
とのこと。
そうなんですよねーネイティブでも間違います。
文法とか時制とか…
私もたまに英語講師でないアメリカ人に英語関係のことを聞くと
『わからない』
『通じるけど、正しいかはわからない』
ということを言われます。
結構、テキトーです(笑)
なので、このような人たちに話すのに私たち日本人が
『完璧にしゃべらなければ!』と思って
口をつぐんでしまうこと自体、ナンセンスなんですね。
そして『場数』。
これはもう、そのまま、『いかにたくさん英語を話すか』
ということです。
別に外国人相手でなくてもいいんです。
独り言でも、鏡に向かってしゃべっても、いいんです。
しゃべればしゃべるほど
『あ~これ、どういうんだろっ?』
と思いますよね。
そして、調べる。
これを繰り返していくと、英語スピーキング力は相当伸びます。
後、彼女が面白いことを言っていました。
彼女のダンナさんはサッカーファンで、よくサッカーを見ているんだそうです。
で、サッカーの監督って、よくインタビューに答えていますよね。
でも、彼らはたいていむちゃくちゃなまった英語を話しているわけですね。
例
↓
http://www.youtube.com/watch?v=W-z9ZE3KL6Q
http://www.youtube.com/watch?v=X-xtSjaPRJg
でも、アメリカのテレビはそれをそのまま、字幕もなしに放送して、なまりや発音なんか気にしていない。
みんな『どうはなしているか、ではなくて何を話しているか』
に重きを置いているんだよね、
ということを言っていたんですね。
納得です。
たしかに、なまってても視聴者も本人も気にしていない。
要するに自信を持って自分の話したいことを話す!
これにつきますね。
参考になったらうれしいです^^
いつも読んでいただいてありがとうございます。