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こんにちは ネイティブ英語環境 奥村です。
今日は元マイクロソフト幹部で
現在はRoom to Read CEOであるJohn Wood氏を
取り上げたいと思います。
John Wood氏とは・・・
ケロッグ経営大学院にてMBAを取得後、1991年にマイクロソフトに入社。
30代前半で国際部門の要職につき、オーストラリアと中国に赴任。
休暇で訪れたネパールで途上国の教育の現実を知り人生の針路を転換。
途上国の子供に 教育という贈り物を届け、
子供を取り巻く環境から貧困のサイクルを断ち切る活動を開始。
1999年末に非政府組織Room to Readを設立。
ネパール、インド、ラオス、カンボジア、ベトナム、スリランカ、
ザンビア、南アフリカ等で識字率向上のために活動している。
マイクロソフトでつちかったビジネスノウハウを駆使し、
設立よりわずか8年で240万人の子供に教育をあたえている。
ユーモアも交えたスピーチですので、
ぜひ下記から動画をお楽しみください。
【お勧めの取り組み方】
最初に解説を見ずに一通り見て、
「こんな内容かなー」
「こんなことを言っているのかなー」
と想像をしてから下記の解説を見て
もう一度照らし合わせて動画をみられるといいと思います。
カッコ内は秒数です。
(2:07-3:06)
Nepal is a beautiful country.
It is one of the world's poorest countries.
It has adults living in a dollar a day and 70% illiteracy rate.
So as much as the beautiful place, it's also a country which has
significant problems.
In this case, when I was in Nepal, I talked to some people who are
Nepalese citizens and I said "Why is your illiteracy rate so high?"
They explained that the parents and government are too poor to
afford education, universal education, elites got educated but
the broad middle class and masses did not get educated.
And I said
"But if you don't have educated citizens, how will you ever
not be poor? "
And that seem like a very cruel catch-22 to be in, for a country.
But it also seems like a cruel situation for three or four or five
year old child to be in.
Literally, the child has lost the lottery of life.
If you are born in Otawa,or born in Vancouver,
you get to go to school and get education.
If you are born in rural Nepal, the school is like four hour walk away, and
you don't get to go to school.
【解説】
illiteracy rate 非識字率
significant 重大な
Nepalese citizens ネパール市民
afford ~に対する金銭的な余裕がある
universal 一般的な
broad 広い
mass 大衆
cruel ひどい、残酷な
catch-22 どうもがいても解決策が見つからないジレンマ
literally 文字通り
the lottery of life 人生の宝くじ
rural 田舎の
ネパールは美しい国です。
世界有数の貧しい国でもあります。
一ドル以下で日々暮らしている人がおり、
70%の非識字率の国でもあります。
美しい国であると同時に
重大な問題を抱えた国でもあるわけです。
ネパールにいたとき、ネパール市民に聞いてみました。
「なぜそんなに非識字率が高いんですか?」と。
彼らは、親や政府が貧しいために一般教育にかける費用を
捻出することができない、エリートは教育を受けられるけど
中級階級の多くや大衆は教育を受けられない、と言いました。
「しかし、市民を教育しなかったら
貧困から抜け出せる日は来るんですか?」と私は問いました。
それは国にとってもひどいジレンマ状態にあるように見えました。
同時に、3~5歳の子供にとっても残酷な状況に見えました。
文字通り、子どもたちは人生の宝くじに外れてしまったのです。
オタワやバンクーバーに生まれていれば
学校に行って教育を受けることができます。
ネパールの田舎に生まれたら学校は歩いて4時間で
学校に行くこともできないのです。
(4:00-4:10)
On the other side of this bridge, was a school that ended up
for me, changing my life.
【解説】
end up ~ing 結局~になる
橋の向こう側には結果的には私の人生を変えた
学校がありました。
(4:52-5:36)
When the headmaster invited me to see the school's library,
I got this very hopeful vision in my head, I thought, you know,
a library will have a bunch of happy kids reading books.
When the headmaster walked me over to the library,
the reality was so different.
It was just this big empty room.
A library could have existed in this room.
But it did not have shelves, it did not have desks or chairs,
and the most importanly it did not have books.
And God knows, I did not wanna be an abnoxous American,
and ask the question, but I had to.
I said "Where exactly are your library's books?"
And the headmaster explained, they are in the cabinet in the back of
the room, locked up, because the books are so precious.
Because there are so few of them.
【解説】
headmaster 校長
hopeful vision 望みがある光景
a bunch of たくさんの
empty 空っぽの
exist 存在する
shelves (複数)棚
an abnoxous American おかしいアメリカ人
precious 大切な
校長が学校の図書館をお見せしましょうと誘ってくれたとき、
僕の頭の中にはとても望みのある光景が浮かんだんだ・・・
つまりたくさんのハッピーな子供が本を読んでいる光景だよ。
校長が図書館につれていってくれたんだけど
現実は全く違った。
(図書館は)ただの大きい空っぽの部屋だったんだ。
この部屋に図書館が存在しうることはできたと思う。
でも棚も机もイスもなかったし
最も重要なことは本がなかったんだ。
誓ってもいいけどおかしいアメリカ人でこの質問をしたくは
なかったんだけど(質問を)せざるをえなかったんだ。
「図書館の本は一体どこにあるんですか?」
校長の説明によると本は非常に大切で
少ししかないから
部屋の裏側にあるかぎ付きのキャビネットの中に
あるとのことだった。
5:45-
There were only about 20 books in the cabinet,and
they are all completely inappropriate for children.
They were just backpackers' cast-offs.
【解説】
completely inappropriate 全く適さない
backpackers' cast-offs バックパッカーの捨てて行ったもの
キャビネットの中には20冊くらいしかなくて
全部が全部子供には全くふさわしくない本だった・・・
単なるバックパッカーの捨てて行った本だったんだ。
(6:20-)
I thought "What can I do to help?"
And I wondered to myself, would it be abnoxious to offer?
Who am I, as like this, wealthy, young, white American kid, to offer this
headmaster and say "I can help you."
Thankfully he saved me the trouble.
Chapter one of my book is titled
"Purhaps Sir, you'll someday come back with books."
「何ができるだろうか?」と考えた。
そしてそんなこというのは変かな?とも考えた。
校長に向かって「お助けできますよ」って、
金持ちで若くって白人のアメリカ人が、何者だよって感じだよね。
でもうれしいことに彼(校長)は手間を省いてくれた。
僕の本の第一章のタイトルは
「今度いらっしゃる時には本を持ってきていただけませんか?」
だよ。
(=校長は「今度いらっしゃる時には本を持ってきていただけませんか?」
と僕に向かっていったんだ。)
いかがだったでしょうか?
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先週は世界的コーチのマイケル・ボルダック氏の
通訳をずっとしていてたくさん学びました^^
詳細はまた次回!
今回も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
ネイティブ英語環境 奥村美里
http://www.nativeenglish-env.com/
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