本稿では、2026年3月22日時点におけるアメカブETFプロの内容をご紹介いたします。現在は無料でご覧いただけますので、米国株おすすめリストとしてご参考にしていただけましたら幸いです。

 

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アメカブETFプロとは

アメカブETFプロは、米国株式市場のETF(上場投資信託)のみで構成された、ドル建ての資産運用ポートフォリオです。

 

バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)というパッシブ運用ではなく、その時々のマクロ環境に応じて市況に合った投資戦略へ転換し、高いパフォーマンスが期待されるセクターや資産クラスへ積極的に投資判断を行うアクティブ運用型のポートフォリオです。ただし、デイトレ(デイトレード)とは全く違います。

 

前号につきましては『米国株おすすめETF (2026年3月12日号)』を、ご参照下さい。

 

 

それでは、本題に入ります。

2026年3月22日号の市況観

米ドル指数

アメカブドットコムは、米ドル指数について引き続き、上昇トレンドであると見立てております。その主な根拠に、アメカブドットコムの米国ヘッドラインCPI予測値は、3月では前月比で+67ベーシスポイント (bp) も急伸し、前年比+3.08%まで上昇しているからです。

 

アメカブドットコムは、先週木曜19日の調整局面で、USDをさらに買い増しいたしました。また、スタグフレーションなマクロ環境下にある欧州通貨の弱気を確認し、GBP/USDのショート(空売り)を継続しています。

 

このスタグフレーション的な市況観については、金融商品の価格変動の相関係数からも伺うことが出来ます。中期トレンドベースで、USD/SPXの相関係数は-0.81、USD/ブレント原油は非常に強い+0.93を示しています。その一方で、USD/ゴールドの負の相関関係は剥落しつつあるようです。

米国債利回り

米国債利回りについては、イールドカーブ全体で、上昇トレンドを維持しております。米国2年債利回りは、前週比で18bp急騰。そして、10年債と30年債も、それぞれ10bp、4bp上昇しました。

 

債券市場のボラティリティ指標であるMOVE指数は108値を超え、過去30日間で69.3%も上昇しています。

 

ハイイールド債(高利回り米国社債)の部類で、代表ファンドとされるHYGとLQDの価格は、いづれも下落トレンドを示しております。長期米国債ファンドであるTLTと、これらハイイールド債ファンドから手を引いておいて正解でした。

ボラティリティ(オプション市場)

VIX指数(米国株式市場のボラティリティを測る代表的な指標)は、依然として中高レンジにあります。

 

16日週後半のSPXの売り込みによって、金曜20日の月次OPEX(通常毎月第3金曜日に設定される、上場オプション取引の決済・満期日)では、名目約3.9兆ドル相当のオープン・ポジションが清算されました。

 

このイベントについて、ディーラーのポジションはショート・ガンマのままであるため、ディーラーは下落局面では売り、上昇局面では買わざるを得ず、その結果、値動きが増幅されているとアメカブドットコムは見ております。

コモディティ(商品市場)

アメカブドットコムは、Silver(SLV)を256日間保有し、今年2月13日にそのポジションを売却するまでに+114.4%のリターン実績を収穫しました。同じ日に、プラチナム(PPLT)と銅(CPER)を売却しております。

 

ブレント原油(BNO)は、週間でさらに+7.9%急騰し、アメカブETFプロのコアなポジションであるゴールド(GLD)については、依然として上昇トレンドと見立てており、価格が下落した適正値で、随所買い増しを行いました。先週ビットコインは74,000ドルを上回る水準まで上昇しましたが、価格変動のモメンタム値で失速感をみせ、依然として下落トレンドであると判断しております。

グローバル株式指数(米国を除く)

ノルウェー(NORW)は、依然として上昇トレンドを維持しており、同指数の史上最高値更新をさらに押し上げ、直近1週間で+3%、過去3カ月で+23.6%上昇しています。イスラエル(EIS)については、前週比+1.9%上昇。

 

その一方で、下落トレント側では、インドネシア(IDX)とドイツ(EWG)がいづれも前週比-4.1%下落しました。

 

日本(JPXN)は、上昇トレンドが壊れてしまったため、そのポジションを手仕舞いし、欧州に所属するドイツ(EWG)とスペイン(EWP)については、上昇トレンドという見立てから、一転して本格的な下落トレンドになりました。

米国セクター

エネルギー(XLE)が最も優れたリターン実績を維持しており、年初来から本日に至るまで+29.9%となっています。米国株おすすめETF (2026年2月14日号)で告知した、オイル&ガス(XOP)は、前週比+5.5%とさらに急伸しました。

 

 

その一方で、一般消費財(XLY)とテクノロジー(XLK)は、依然として下落トレンドを続けており、これらのセクターに属する個別銘柄の株価もアンダーパフォームが続いています。

 

アメカブドットコムは、引き続きマグニフィセント7(MAGS)を空売りを続行しており、このファンドは前週比-2.7%下落しました。

 

 

オープンポジション

2026年3月22日付の「アメカブETFプロ」の内容は、下記の通りです。なお、各銘柄への投資資金は均一に配分されておらず、不均等になっており、加重する銘柄には優先順位があります。

米国株式

ロング(買い)

新しい追加は、北米地域の石油・ガスパイプライン事業(TPYP)とグローバル地域の農産関連事業(VEGI)です。

ショート(空売り)

新しい追加は、米国の保険事業(IAK)です。

グローバル株式

ロング(買い)

ショート(空売り)

ドル建て債券&為替

ロング(買い)

新しい追加は、米国短期債(TIP)です。

ショート(空売り)

新しい追加は、対ドルの英国ポンド(FXB)です。

コモディティ(商品)

ロング(買い)

新しい追加は、COMとCTAです。それぞれ違うファンドが、主にコモディティの先物取引を、独自のアルゴリズムで運用しているETFです。

利確済み取引

3月12日~3月22日の期間

手仕舞いしたポジションで、利益が出たものはありませんでした。

その他利確済み(利益率ランキング)

ロング(買い)

ショート(空売り)

前回より引き続き、再び戻り売りの機会を狙っているセクターは、旅客・貨物航空機(JETS)、そしてマイクロキャップ株(IWC)です。

 

その一方で、クラウドコンピューティング(SKYY)、サイバーセキュリティ(CIBR)、ブロックチェーン&仮想通貨(MSTY)、AI(MSFO)については、戻り売りは控えることに決めました。

 

その理由は、3月31日~4月2日にかけて、トランプ大統領と習近平国家主席による米中首脳会談が行われる予定があり、これをキッカケに米中両国の通商関係が大きく復活する可能性が高いからです。

ETF選定ロジックについて

アメカブドットコムは、ニュースで踊ったり、チャートでハルシネーション(幻覚)を見るような投資判断プロセスを行っておりません。

市況予測

アメカブドットコムでは、ユーロ圏を含む世界20ヵ国以上のマクロ環境をモニタリングしています。私たちは主に実質個人消費支出を月間実質GDPの代替指標として活用しています。

投資資金フロー予測

米国の主要な証券取引所や金融機関からAPIを通じて取得した市場データ(価格推移、出来高、オプション価格やそのオープンポジション数など)を活用し、どのような株式の属性やセクターに投資資金のフロー(お金の流れ)によるモメンタムが生じるのかを予測しています。

米ドル指数の動向観測

米国株式市場の取引のうち、およそ80%がコンピューターアルゴリズムによるものです。そして、ドルの値動きとそのトレンドに関するデータ予測が、これらのアルゴリズムに組み込まれている計算式のコアなコンポーネントになっています。

 

アメカブドットコムの定量分析の目的とは、このコンピューターアルゴリズムのコンセンサスを捉えることなので、米ドル指数の動向を細かくモニタリングしております。

敗戦処理

定量的分析に基づくアルゴリズムで投資判断を行っているものの、それが必ずしも正しい結果につながるとは限りません。ポジションを保有している期間中にプラスとなったにもかかわらず、利益確定のタイミングを逃した銘柄もあります。また、ポジションを保有した翌日に大きく下落した銘柄もありました。

 

以下は、損失を被った取引のリストです。

3月12日~3月22日の期間

ロング(買い)

ショート(空売り)

その他損切済み(損失率ランキング)

ロング(買い)

ショート(空売り)

 
投資のヒント:投資は確率論です。たとえ99%の確信があっても、1%の結果が出る場合があります。例えばルーレットでも、黒か赤になる確率は97.40%ですが、2.60%の確率で「0」が出ることがよくあります。したがって、ポジションを始める際は、投資資金の1~2%から始め、その上昇トレンドが信頼できるようになったら、徐々に増やしていきましょう。熱いお風呂を先ず指先で温度を確かめるのと同じです。このプロセスは、銘柄選定以上にパフォーマンスに大きな影響を与える要因となります。
 

最後に

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引き続き、ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

教えて!アメカブドットコムについて

米国株おすすめ銘柄を探せる無料の経済系専門サイトです。大型株トップ100、中型株トップ100、ドル建てETFトップ100、そしてさらに各セクター別で大型株トップ50、中型株トップ50、小型株トップ100というカテゴリーに分類して、毎日更新された最新の上昇銘柄・下落銘柄ランキング情報を無料で提供しております。

 

もし米国株式の特定セクターから個別銘柄をお探しの場合は、ぜひアメカブドットコムの米国ITセクター米国金融セクター米国TMTセクター米国一般消費財セクター米国ヘルスケアセクター米国資本財セクター米国生活必需品セクター米国エネルギーセクター米国公益事業セクター米国不動産セクター米国素材セクターの各ページにて、日々更新されるランキング情報をご参照ください。

 

ならびに米国の配当株をお探しの場合は、ぜひアメカブドットコムの、株価が毎日更新されている「米国連続増配株おすすめリスト」および「米国株式配当王おすすめリスト」もご参照ください。

米国株式マーケット情報

日々の米国株式の市況データを確認する際は、ETF(上場投資信託)の値動きを通してマーケット全体の動向を把握することができます。たとえば、米国セクター型ETF米国サブセクター型ETF米国投資戦略テーマ型ETF米国時価総額帯型ETF米国グロース株・バリュー株ETF米国スマートベータETF米国債券ETF米国配当株ETF米国REIT・不動産型ETFドル建てグローバル指数ETFドル建てグローバル・リージョナルETFドル建て新興国市場ETFドル建てコモディティ(商品)ETF為替ヘッジ用ETF仮想通貨ETFなど、さまざまな種類のETFの期間ごとのパフォーマンスを、アメカブドットコムで確認することが可能です。

米国株式決算カレンダー・IPOスケジュール

アメカブドットコムの米国株式決算カレンダーでは、各銘柄の実績EPSとアナリストから集計した予想EPSを掲載しております。これらの数値に加えて各銘柄の四半期収益成長率(前年比)は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券には記載されておりませんので、実績PERと予想PERを算出するのに役立ちます。

 

米国株式市場のIPO・上場スケジュールについても、毎週更新しております。今後予定されているIPO株の予想株価レンジを記載しておりますので、市場の勢いを判断したりするのにご活用ください。

米国経済指標データ

アメカブドットコムが提供している米国経済指標データの特徴は、長期間にわたる推移をご覧いただけることです。例えば、米国の実質GDPは1929年から、実質一人当たりGDPは1947年から、政策金利(FFレート)は1954年から、消費者物価指数(CPI)は1913年から、インフレ率は1960年から、リテールセールスは1992年から、耐久財受注は1992年から、失業率は1948年から、非農業部門雇用者数(ノンファーム・ペイロール)は1939年から集計されています。

ソーシャルな英語教室、ネイティブDOJOについて

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