本日はコレ↑フォード・マスタングの紹介です!

 

平成22年式のディーラー車 WORK20in&ローダウンでキマッテますね。

 

 

今回も前回に続いて新車販売の闇をお話ししようと思います。

 

ワタクシのお客様、A様がTOYOTAで新車のアルファードを注文したんですが、手違いもあり抽選予約からも漏れていて一年無駄

 

にされたって話しの続きです。

 

新車を購入するのに「抽選」ってのがそもそもどうかと思います。

 

購入したい人が注文して常識的な範囲で納車出来ないのなら、その車を販売しちゃいけないんじゃないかってのがワタクシの持論

 

です。

 

抽選になるのなら限定車や特別仕様車の様に、一部の人にしか提供しないつもりでメーカーも少数しか製造していない車なら理解

 

出来ます。

 

しかし、アルファードの様に予算さえ合えば誰でも購入できる筈の車が抽選になるのであれば、メーカーの製造体制に問題がある

 

わけですから、問題がある状態で販売しちゃいけないと思います。

そして今回の話しです。

 

Aさんから相談を受けたワタクシは、有るとは思いませんが一応中古車オークションにアルファードがないか見てみました。

 

そうすると驚愕の事実が判明しました!

 

新車をは抽選に当たらなきゃ買えない車で、しかも新車販売開始から1年程しか経過していない車が、中古車オークションにある

 

わけないし、あったとしても新車同様の落札価格になるであろうと思っていました。

 

そんなワタクシの見立ては大甘でした・・・

 

なんと!新車のアルファードが中古車オークションには溢れかえっていたんです!

 

「新車のアルファードが中古車オークションに?」と不思議に思う方も多いと思いますが、正確に言いますと、新車同様のアルフ

 

ァードが溢れているって事です。

 

要するに、メーカーから販売店(ディーラー)に納入された新車はナンバーが付いた状態のワンオーナー車です。

 

走行距離は数キロから走っていても数十キロの状態。

 

そのワンオーナーではありますが、ほぼほぼ新車の状態のアルファードが中古車オークションに無茶苦茶流れているのです。

 

数えた訳じゃありませんから、適当な事は言えませんが、全国の中古車オークションを1週間見て、新車同様のアルファードは

 

数百台流れてきています。

何故?新車を購入する事が難しいアルファードが、中古車オークションに新車の状態で流れてきているのか?

 

しかも、落札価格はとんでもない金額になっています。

 

具体的な落札価格は次回にお話しますが、とにかく「プレ値」が付いているのは間違いありませんよね。

 

新車が買えない車を中古車オークションに新車の状態で流す訳ですから、プレ値が付いて儲からなきゃ業者は中古車オークション

 

に流す意味がありませんからね。

 

まぁ~一言でいうと「転売」ってことなんですが、この膨大な出品台数を見ると個人の転売ヤーって規模じゃありませ

 

ん。

 

これはもう、誰かと誰かが手を組んでグルになって新車を横流ししてるとしか思えません。

 

絶対にメーカーはこの事実を把握しています。

 

では何故メーカーはお客様じゃなくて、転売ヤーに新車を販売しているのか?

 

これはワタクシには分かりません。

 

個人的な転売ヤーであれば、抽選に当たり新車をGetしたらスグに中古車オークションに流す訳ですが、個人的な転売ヤーが購入

 

しオークションに流すってレベルの出品台数じゃありません。

 

これはもう、法人(会社)が新車を何百台もオーダーして、納車される度にオークションに流しているとしか思えません。

 

こんな事をされてしまうと、A様の様に本当に新車のアルファードが欲しいユーザーには回ってきません。

 

転売ヤーが中古車オークションに出品しプレ値で落札されたアルファードは、当たり前ですが更に利益をのせて購入するお客様に

 

中古車販売店が販売します。

 

新車が600万円位のアルファードが、中古車販売店に並ぶと1000万円になっている車も見かけます。

 

確かに新車は抽選に当たらなければ購入できないし、抽選に当たっても納車迄半年~1年なんて車なら、お金持ちのお客様が

 

「即納なら1000万円でもいいか!」となる場合もあるんのです。

 

しかし、本当にこれでいいのでしょうか?

 

先程も言いましたが、メーカーはこの事実を知っているはずです。

 

メーカーは車体番号から、何処の誰に販売した車か分かります。

 

要するにメーカー(販売ディーラー)は転売ヤーを知っているんです。

 

メーカーとすれば転売ヤーに販売しようが、A様のように本当にアルファードが欲しい人に売ろうが利益は一緒です。

 

販売した後はどうなってもメーカーには関係無いと言われればそうかもしれませんが、メーカー(販売ディーラー)ってそれで

 

いいのでしょうか?

 

メーカー(販売ディーラー)も転売防止の誓約書なるモノを購入者に記入捺印させているところもあるみたいですが、そんなもの

 

は効果もありませんし、先程も言いましたが個人レベルの転売の規模を越えているのですから、法人(会社)名義で購入している

 

のは間違いありませんから、その転売法人に販売しない様にしないと、A様のような本当に欲しいお客様の手に新車のアルファー

 

ドが届く事はありません。

 

これはワタクシの完全な推測でしかありませんが、誰かと誰かが手を組んで優先的に転売会社に新車を卸して、プレ値の付いた分

 

の何パーセントかをバックマージン(キックバック)して、悪のウインウイン関係を結んでいると思っています。

 

次回は更に突っ込んで新車販売の闇をお話ししたいと思います。

 

画像のフォード・マスタングはネイティヴ本店で販売中です!