本日はコレ↑シボレー・アストロの紹介です!

 

平成14年式のディーラー車 デイトナクロームにホワイトレタータイヤがキマッテますね!

 

 

前回お話しした8月からのヘッドライト問題なんですが、前にも言った通り、実は2018年から車検時のヘッドライトテストは

 

ハイビームでなくロービームで行う事が始まっていたのですが、周知さるまでは今まで通りハイビームでの検査が許されていまし

 

た。

 

しかし2018年の少しの期間だけ、実はロービームでの検査を行っていたんです。

 

これは勿論すべての陸運支局で行われていた訳じゃなく、ワタクシの見た感じ試験的に何ヵ所かで行われていたようです。

 

試験的にとりあえずロービームで検査するとどうなるのか?ってのを確認する為に少しの間だけロービームで検査していた車検

 

ラインにワタクシもぶち当たりました。

車検時に陸運支局の検査ラインに車を持ち込む際、陸運支局近くの「予備テスター屋さん」に寄って疑似車検を受けます。

 

予備テスター屋さんでは、陸運支局で受ける検査と同じものを有料で行い、実際の検査に落ちない様に事前に調整してもらう訳な

 

んですが、ヘッドライトテスターもハイビームで検査を受ける事を想定して作られてる訳で、それがいきなりロービームで検査

 

って言われてもテスターが対応してない訳です。

 

ですから、予備テスター屋さんで調整しても規定を満たさず、ヘッドライトテスターで何度もNGになる車が続出したんです。

 

当時は本当に混乱してまして、車検ラインに長蛇の列が出来る毎日でした。

 

専門的に言いますと「カットライン」が出ないので不合格って車が多く、なんとかそれを調整して出そうとするんですが、なかな

 

か上手くいかなくて非常に苦労しました。

 

そんな中現れたんです勇者が!

ワタクシが目撃したのは、検査ライン前方で怒号が飛び検査官が集まりだしてきたところでした。

 

大声で検査官に殴り掛かりそうな勢いのオッサンは、聞いた感じだとヘッドライト検査で何度もNGを出されて怒りまくってる様

 

です。

 

ワタクシも心の中で「いいぞ!オッサンもっと言ってくれ!」と応援していたんですが、オッサンが叫びまくっても検査官は首を

 

縦に振る事は無く、検査はNG

 

そりゃ検査官だって大声出されたから合格なんて事にしたら、他の人に示しがつきませんからね。

 

聞くところによると、オッサンは今日だけじゃなく何日にもわたってヘッドライトで落とされている車検屋さんみたいで、怒りの

 

沸点がMAXを超えてしまった様です。

 

そんなオッサンが怒り狂いながら抜いた伝家の宝刀は!なんと!!

 

不合格の車をカギ閉めてカギを持って検査ラインに置き去りにしたんです。

 

そうです、オッサンは車検の取れない車をロックして、検査ラインに乗り捨てて歩いてどっかに行ってしまったんです。

 

コレには啞然くらいました。

 

検査ラインには何本かありますが、それでもただでさえ混んでる検査ラインが一本封鎖されてしまうわけですから大変です。

 

ワタクシは自身の車検が済んで事なきを得ましたが、ワタクシが陸運支局にいる時間にオッサンが車をどかす事はありませんでし

 

た。

 

あれからどうなったのかは分かりませんし、それをきっかけにした訳じゃないと思いますが、いつの間にかロービームでの試験的

 

な検査は終了しハイビームでの検査に戻りました。(基本ロービームでの検査ですが、難しい場合はハイビームでの検査OKにな

 

った)

 

おそらく似た様な事案が頻発したものと思われます。

 

オッサンのやった事は褒められたもんじゃありませんが(威力業務妨害とかになるのかな?)ワタクシ達の様な人間からは

 

「勇者」と呼ばれ今も語り継がれているオッサンです。

 

おそらく勇者は、そこの陸運支局には出禁になったと思いますが、それを承知でお客様の車を検査ラインに乗り捨てていったのは

 

後にも先にもあのオッサンだけだと思います。

 

8月からヘッドライト検査は厳格化され、ハイビームでの検査もOKってのは無くなりますから、全国の陸運支局で勇者が続出

 

するかもしれませんね。

 

画像のシボレー・アストロはネイティヴ本店で販売中です!