本日はコレ↑NISSAN セドリックワゴンの紹介です!

 

平成5年式のSGL デイトナクロームにチンスポイラーがキマッテますね!

 

 

平成5年式って事ですので31年前の車になります。

 

こちらのセドリックワゴンは未だ15万キロ台なんで走行距離的にはなんて事ありませんが、それでも30年前の車ですからね、

 

ガソリンさえ入れてれば元気に走る車じゃない訳ですよ。

 

日々のメンテナンスとは言いませんが、車検&定期点検時にはそれなりに部品交換等が必要になります。

 

車検時の費用を節約しようとして「ユーザー車検」で車検取得しようする方がいらっしゃいます。

 

勿論それ自体は良い事なんですが、旧車になってきますとユーザー車検で簡単に車検取得できる車ばかりじゃありません。

 

例えばワタクシの様に元整備士とか、自動車関係の仕事をしている方ならまだしも、素人の方が興味本位でユーザー車検を受け

 

るのはワタクシお勧めいたしません。

そもそもユーザー車検ってなに?って方もいらっしゃると思いますが、ユーザー車検はまさに車を使用している「ユーザー」が

 

車検の予約を取り、陸運支局で車検ラインを通すことです。

 

通常車検は自動車整備工場やガソリンスタンドなどで整備して、そこの人に代行して車検ラインを通してもらう訳なんですが、

 

そうしますと代行費用もかかりますし、交換部品代金や工賃もかかりますからね、ユーザー車検であれば節約できます。

 

節約できますが、本来必要な整備や部品交換をせずに車検取得する訳ですから、それなりに覚悟も必要です。

 

ちなみにワタクシの感覚だと、新車から初めての車検であれば、ほぼほぼ何もしないでも車検取得はできると思います。

 

走行距離にもよりますが、新車からの初回車検は交換部品も出ませんし、ヘッドライトやブレーキなんかも調整は必要ありません

 

から、ユーザー車検であっても簡単に車検取得できちゃうんです。

 

その後、必要ならオイル交換とかタイヤ交換をショップでやればいいだけです。

 

しかし旧車はそうはいきません。

 

必要以上に交換部品に気を配り予防整備をします。

 

でないと、車検取得後にスグに部品交換が必要になったり、故障につながったりする事があるのでユーザー車検ではなかなか難し

 

い訳です。

旧車はシャーシやフレームなどの重要な骨格にダメージを持つ車も少なくありません。

 

そうなりますと、そのダメージを修繕しないと車検取得することが出来ません。

 

これはもう素人は勿論、そこらへんの自動車整備工場でも手に負えないケースがあり、下手すると車検が取れない車を自身の

 

ユーザー車検で作ってしまう場合もあるのです。

 

これはたまに弊社ネイティヴ本店のお客様にも言えることなんですが、軽~い気持ちでご自身のアメ車をユーザー車検で車検取得

 

しようと陸運支局に行ってしまい、NGを喰らってしまい、にっちもさっちもいかなくなってから弊社ネイティヴに泣きついてこ

 

られる方がいらっしゃいます。

 

先程も言いましたが、新車から最初の車検であれば誰でもユーザー車検で車検取得できると思いますが、旧車やアメ車はそうは

 

いきません。

 

人によっては「ユーザー車検で車検取得出来ない車を販売する方がおかしい」と思う方もいるかと思いますが、それは違います!

 

前回の車検から普通車なら2年、貨物車なら1年は使用期間があり、その期間分走行距離も増えています。

 

その期間と走行距離が増えた分、整備や調整ヶ所が増えただけであって、それを陸運支局で指摘されたとしても仕方がありませ

 

ん。

 

どノーマルの車であっても前回の車検から時間が経ち、走行距離も増えれば整備や調整ヶ所が増えるのは当たり前です。

 

ましてやカスタムカーですから、どノーマルの車よりも車検取得が難しくなるのは当たり前です。

 

餅は餅屋です。

 

興味本位の軽~い気持ちで旧車やアメ車をユーザー車検で車検取得するのは止めましょう、余計にお金かかりますよ。

 

画像のセドリックワゴンはネイティヴ松ヶ丘店で販売中です!