本日はコレ↑シボレー・アストロの紹介です!

 

平成14年式のディーラー車 北米サファリスタイル&デイトナクロームがキマッテますね!

 

こちらのアストロはAWD オールホイールドライブ 要するに4WDです。

 

巷に流通しているアストロの1~2割しかAWDは無く、2WDに比べるとかなり少ないわけなんですが、AWDの人気は高くスグ

 

に売約済みになります。

 

ご覧の様なサーフスタイルだと特にAWDは人気で、本当に一瞬で売れてしまいます。

 

海でも山でもエアロレスなんで行く場所を選びませんし、冬はスタッドレスタイヤを履けば雪山だってガンガン走っていくので

 

人気なんですが、たま~にいらっしゃるのがお仕事で使う方やバイクを積むお客様です。

 

勿論仕事で使っちゃいけない訳じゃありませんし、バイクを積んじゃダメっていう事じゃありませんが、あまりにも重い道具や

 

バイクをい積んだまま長距離を走行するのはオススメしないって事です。

どちらもセカンドシートを潰して「2シーター」にした状態で仕事道具を積んだり、ハーレーの様なドデカいバイクを積む方に

 

多いのが「トランスファ」の故障です。

 

2シーターって事は通常積める以上(下手したら数倍)の積載量ですから、シボレーもそこまで想定してアストロを作ってない訳

 

です。

 

アストロはUS本国ではバン扱いする事が多く、仕事で立派に使われている車ですので、ちょっとやそっとの積載量で故障する様な

 

車ではありません。

 

しかしAWDのアストロは重量物を積んで長距離を走行すると結構な確率でトランスファがイカれます。

 

トランスファとはAWD車だけにある機能です。

 

エンジンからの動力を前輪と後輪に分配して4輪を回転させます。

 

この分配を常に行うのが「フルタイムAWD」

 

スイッチなどでトランスファを切り替え2WDに出来るのが「パートタイムAWD」です。

 

アストロのAWDはフルタイムですので、積載量が有っても無くてもトランスファには常に負荷がかかります。

 

トランスファの中にはギヤとオイルが入っていて、前輪と後輪を駆動させているのですが、トランスファオイルは定期的な交換が

 

必要です。

規定よりも積載量を多く積み長距離を走行する方で、トランスファオイルを交換されない場合、かなり高い確率で壊れます。

 

ワタクシも整備工場でバラしたトランスファを見たことがありますが、国産同サイズの車のトランスファに比べてアストロの

 

トランスファは小さく、勿論入っているギヤも小さいものでトランスファ前後に付くドライブシャフトも車のわりに細かった

 

印象でした。

 

国産車のTHE 4WD車の物と比べると、本当になんちゃって4WDと言いますか、2WD前提として作られた車にとりあえず

 

AWDを作ったってイメージでしょうか?とにかく少し頼りないトランスファだなぁって思ったのを覚えています。

 

ですから、必要以上の積載量で長距離を走行すると、その頼りないトランスファが悲鳴を上げてしまい、下回りがら「ガラガラ

 

~」とい結構デカい音が出ます。

 

音が出始めると修理しないと更にデカくなる一方で、早めに気づいてトランスファオイル交換だけで何とか直った場合もあります

 

が、デカい音が出だしてからだと修理、もしくは交換をしないといけません。

 

国内ではパーツはありませんが(中古トランスファは運が良ければあるかも?)US本国ではアストロ AWDのトランスファ関係

 

のパーツはアフターパーツで結構用意されていて普通に買える事を鑑みると、US本国でもAWDのトランスファは結構壊れている

 

のかもしれませんね。

 

勿論普通に使ってさえいれば、トランスファを壊すことはありませんので心配する必要はありません。

 

ヒッチメンバーを付けてジェットスキーを引っ張ったりする位じゃ壊れたりしませんよ。

 

それ以上に重量物を積んで長距離を走行しなければ、普通にトランスファオイルを交換していれば壊れる事はありません。

 

AWDのシボレー・アストロはネイティヴ本店で販売中です!