本日はコレ↑NISSAN グロリアワゴンの紹介です！
平成７年式のSGL デイトナクロームにBFグッドリッジタイヤがキマッテますね！
弊社ネイティヴ松ヶ丘店はご覧の様な旧車を販売しています。
２～３０年以上前の車を販売しているので、取り扱いにはかなり気を使っています。
販売してる我々が気を使っているくらいですから、購入されるお客様もご購入には勇気が必要になると思います。
まぁでもハッキリ言いますと、皆さんが思っているほど購入後大変な事はほとんどありません。
走る 曲がる 止まるは勿論問題ありません。
ただ、その走るは速くは走れませんし、曲がるも俊敏に曲がりませんし、止まるもしっかりとは止まりません・・・
要するに今の車に比べれば走行性能の全てが劣るって事です。
ただ走りは遅くても慣れれば問題ありませんし、飛ばさない（ってゆーか遅い）から曲がるも止まるもそれなりで大丈夫です。
この辺の事を「味」っていうのでしょうか？
この味を理解できない人には絶対に乗れない、もしくは維持できないと思います。
それはインテリアにも言える事で、ご覧の通り今の車と比べると昭和にタイムスリップした、まさに不適切にも程があるインテリ
アになっています。
真ん中にあるのが「カーステレオ」です。
分かります？カーステですよカーステ！！
ラジオチューナーの横にあるのが「カセットデッキ」です。
分かります？カセットテープ？
今では電気屋さんに行かないと買えない？（売ってんのはわかりませんが）カセットテープとラジオしか聞けないカーステレオで
すが、ビジュアルは無茶苦茶カッコよくないですか？
旧車に乗る方は、このインテリアのビジュアルを崩したくない方が多いので、このカーステレオを残したまま「グローブボック
ス」内にBluetooth付きのオーディオをインストールして、この見た目でスマートフォンで音楽を聴く強者が多数いらっしゃいま
す。
確かにワタクシも、このインテリアに今どきのカーオーディオをインストールするのは気が引けますね。
先程言いましたが、２～３０年前の車であってもバブル期の設計＆製造で高価なパーツを使っているので耐久性も高く、壊れる
事は少ないのですが壊れると大変なんです。
大変と言っても直せない故障や、原因不明の故障って事は無いので心配はありませんが、本当に心配なのは「パーツ供給」です。
弊社ネイティヴの提携工場には元NISSANの整備士さんがいますので、万が一の故障でも全く問題ないのですが、唯一問題なのが
パーツが見つかるかどうかです。
これが一番ワタクシの言いたい事なんですが、やっぱり旧車は専門店で購入した方がいいと思います。
まぁ～専門店でなければ購入しないって方も多いし、逆に専門店でないと取り扱いしている販売店も少ないので大丈夫だと思い
ますが、それでもしっかりとした専門店でないとパーツが手に入らないので、やはり販売店選びは大切です。
せっかく購入した車が修理で預ける事になり、パーツが見つからない為に整備工場に入っているのはもったいないですからね。
弊社ネイティヴは新品パーツは勿論、中古パーツは中古部品専門業者数社と取引がありますし、なんなら最後はヤフオクやメルカ
リからも購入する事があります。
逆に言えば、ここまでやらないと旧車専門店としてはやっていけないのです。
今はネットでもSNSでも「個人売買」が盛んに行われているので、気軽に旧車を購入する事が出来ます。
確かに購入するだけならいいのですが、問題は購入した後です。
個人売買の場合、殆ど「検切れ」渡しですから、自分で車検を取らなければいけませんが、これが簡単にはいきません。
整備工場に車検を頼んでも、程度が悪い車の場合は簡単に車検を取ることが出来ませんし、そもそも旧車は受け付けないって整備
工場も多いですからね。
仮に車検が残っている車だったとしても、次の車検がやっぱり難しく、結局車検が取れないから廃車にしてしまったなんて話しも
聞きます。
弊社ネイティヴにも、そんな感じで「車検を取ってほしい」と個人売買で購入した方が車でご来店され、何度も依頼された事があ
りますが、そのほとんどの車が「錆」でフロアが腐っていて、車検を取るために穴や腐りを修繕しないといけないので、とんでも
なく費用がかかりますし、無茶苦茶時間もかかるのでお断りしています。
パーツの事も車検の事もふまえて、やはり旧車は購入した後が大事なんだと実感させられますね。
画像のグロリアワゴンはネイティヴ松ヶ丘店で販売中です！