本日はコレ↑NISSAN グロリアワゴンの紹介です!

 

平成7年式のSGL NeoMoonにホワイトリボンタイヤがキマッテますね。

 

 

先月12月30日にから元旦にかけて、ワタクシは旧車繪といいますか、ほぼ暴走族の車と単車を無茶苦茶見かけました。

 

ワタクシが10代の頃にタイムスリップした様な位、台数は多く改造もお正月仕様のド派手なモノが多かったですね。

 

本当に昔を思い出す「竹やりマフラー」に1メートルを超える「出っ歯」や「ぶった切りオープン」など、ワタクシは心の中で

 

「コイツらマジで富士山目指すんじゃないだろうな?」と思うほどのド派手なお正月仕様の族車達がワタクシの前をパラリラパラ

 

リラ~と爆走していきました。

 

やっていることは賛否あると思いますが、ワタクシは本当に嬉しくなりました。

 

勿論、ワタクシも一緒に昔を思い出して!って事にはなりませんが、若い人達(オッサンもいたけど)が格好はどうあれ車と単車

 

に興味を持ち走るってのは、ある意味では健全じゃないかな?と思います。

 

家でネットしたりSNSでつながったりするのも悪い事じゃありませんが、実際に仲間達と車や単車に触れて生身で風を感じて走

 

る!これって健全じゃありませんか!

 

確かに触れたら怪我しそうな竹やりマフラーや、信号機すれすれにカチ上げたロケットカウルはいかがなものかと思いますが、

 

まぁ~お正月ですから大目に見てください。

 

別にワタクシは暴走族を認めてる訳じゃありませんが、ある意味で暴走族は日本の若者文化で、多少許しても良い様な気がしてい

 

ます。

 

アメリカの「ヘルズ エンジェルス」みたいにバカでかいハーレー乗って無茶苦茶悪い事している非合法集団じゃありませんから

 

旧車繪がお正月だけ暴走族化するのも、年に一度のお祭りって事で大人は優しい目で見守ってもいいですかね?(オッサンは引退

 

した方がいいよ)

 

本当に富士山を目指して京葉道路を爆走していたのかは分かりませんが、無事に走り終えて家に帰ってこれてたらいいなと思いま

 

す。

まぁ~そんなこんなで旧車ですよ旧車。

 

弊社ネイティヴ松ヶ丘店では暴走族や旧車繪の人に提供できる様な旧車はありませんが、それでも昭和最後から平成最初の頃の車

 

を販売しているので立派な旧車を取り扱っていると思っています。

 

もともとネイティヴ松ヶ丘店はフルサイズアメリカン専門店として営業していました。

 

キャデラックやリンカーンなど、5000ccを超えるV8エンジンで2トンを超える大きなボディを走らせるフルサイズSUV

 

はカッコよく迫力もあるのですが、いかんせん玉数も少なく程度の良い車は更に少なくなってきたので、数年前からこの形態に変

 

わりました。

 

正直に言うとコレは必然で、フルサイズのアメ車がUS本国でも昔ほど売れていないので、日本に持って来るインポーターが少な

 

くなり、当然日本に入って来るフルサイズのアメ車が減ったんです。

 

インポーターはUS本国で安く買い付け、日本に持ってきて高く売り利ザヤを稼ぐのですが、US本国で球数が無ければ安く仕入れ

 

る事は出来きないので、球数の多い車を日本に持ってきて販売します。

 

インポーターは日本でフルサイズのアメ車人気が昔より無くなった、と感じれば勿論輸入する事を控えます。

 

人気のない車をわざわざ輸入しても、日本で売れる迄時間がかかりますから、さっさと売れる人気のある車を輸入します。

 

一昔前に比べてフルサイズアメリカン(キャデラックエスカレード リンカーン・ナビゲーター サバーバンなど)を見かける事

 

が少なくなったと思いませんか?

 

これは日本でのフルサイズアメリカン人気に陰りが見え、インポーターが輸入しなくなったのが原因です。

 

新車でも購入する事が出来るフルサイズSUVはキャデラックエスカレード位でしょうか?

 

フォードが日本撤退する前は「リンカーン ナビゲーター」もディーラーで新車を購入する事が出来たんですが、今ではYANASE

 

といいますか、GM取り扱い店でエスカレードがかろうじで購入する事が出来ます。

 

確か唯一買えるエスカレードもロングホイールベースの「ESV」の設定は無く、標準ホイールベースモデルしか購入出来なかった

 

と思います。

弊社ネイティヴは千葉県千葉市で営業しているのですが、本店はフルサイズアメリカンは販売していませんが、アメ車専門店とし

 

て営業しています。

 

そんなネイティヴ本店では、弊社提携工場ではどうにもならない修理が必要になった場合、都内のYANASE内にあるGM・シボレ

 

ーディーラーに修理をお願いすることがあります。

 

年に一回あるかないかですが、それでも正規ディーラーとお付き合いが出来るのは安心です。

 

勿論、千葉県内というか近所にもGM・シボレー正規ディーラーはあるのですが、こちらにお願いしても結局都内の本社に持って

 

行くとの事ですので、二度手間になるので直接都内の工場に回送しています。

 

こう言っちゃなんですが、この本社ってのが行った事ある方ならわかると思いますが、バカでかいビルで「メルセデスベンツ」や

 

「ポルシェ」「アウディ」など多数のブランドを取り扱っているのですが、GMとシボレーもそのビルの中に入っています。

 

入っているという表現がまさにピッタリなんですが、メルセデスベンツなどは通り沿いのショールームに何台もの展示車が置いて

 

あり、大変きらびやかな印象なんですが、GM&シボレーはショールームは無く事務所と修理工場のみで、それも敷地の奥の奥で

 

初めて行く人は「本当に正規ディーラーの本社なのか?」と思う位敷地の一番奥。

 

正直言って他ブランドに比べてGM・シボレーの扱いは酷く、これも全てカッコイイ新型車が発売されていない現状が原因だと思

 

います。

 

まぁ~あとは円安も非常に効いていて、US本国では2~300万円ってモデルも日本円にすると4~500万円になってしまう訳

 

ですから、それなら国産車買いますヨってのも致し方無い所ではありますが・・・

 

こちらのスタッフの方の名誉の為に言っておきますが、スタッフの方の対応は素晴らしく、ただ現状GM・シボレーに光があたっ

 

ていないだけであり、営業所としては流石正規ディーラー!申し分ない対応をしてくれますし、修理も早く的確です。

 

聞くとショールームも実は通りを挟んで向かいにありますが、やはり他ブランドと比べて展示車両はワタクシが見た時は2台だけ

 

でした。

 

これはワタクシの希望ですが、GMに限らずアメ車はカッコイイ新型車をリリースしてもらいたいし、日本でのブランディングも

 

もう少し力を入れてくれればアメ車は売れると思っています。

 

そうでないと、弊社ネイティヴ本店の様に売れるアメ車はある意味で「旧車」の部類になってしまいます。

 

アメ車なのに旧車ってジャンルにはならないと思いますが、要するに新型車は日本にはあまり入って来ないし、来たとしても一昔

 

前のモデルの方が人気もあるので、こういったアメ車なのに旧車の部類に入る車が売れる現象が起きてしまいます。

 

売れるならいいじゃんって思うかもしれませんが、長い目で見ると良い事では無いのです。

 

今は良くても、アメ車でも国産車でも旧車は限りがありますから、いつかは玉数も無くなりますし、パーツも入手が難しくなりま

 

す。

 

ですから、新型車が売れて巷に溢れ、それが中古車になって出回る、ってサイクルを繰り返さないと一昔前の車だけではスグに

 

終わりを迎えてしまいます。

 

これは国産車にも言える事ですが、やはり新型国産車も一昔前に比べると若い人達がこぞって購入する様な人気車はリリースされ

 

ていません。

 

勿論、若者の車離れなんてのも関係しますから、一概に新型車がダメって事じゃないと思いますが、それにしても若者が車に興味

 

を持たなくなった原因や車を持つことが出来なくなった原因を作ったのは社会やメーカーに多大な責任があると思います。

 

国産車も一昔前は旧車ってジャンルは本当に一握りの人の趣味で、どちらかというと余裕がある人が多かったと思います。

 

しかし最近の旧車ブームってのは少し違いまして、新型車には価格的にもビジュアルにも興味を持つ事が出来ず、昔乗りたかった

 

もしくは乗っていた車にもう一度乗ってみようみたいな感じで、決して皆さん金銭的に余裕がある方ばかりじゃなく、結果として

 

旧車乗りになった方がほとんどだと思います。

 

昭和の終わりから平成最初の車ってのは設計&製造はバブル期ですから、お金もかかってますし、実際本当に丈夫なんで2~30

 

万キロ走っても問題無い個体が多く、それも旧車が流行っている大きな要因だと思います。

 

まぁ~それにしても国産車メーカーにもアメ車同様に、若い人達が購入する事が出来る価格、若い人達が欲しくなるビジュアルの

 

車をリリースしてもらいたいものです。

 

勿論、世の中が若い人達に優しく、車を購入して維持する事が出来る社会経済基盤を作るのも大切ですよね。

 

画像のグロリアワゴンはネイティヴ松ヶ丘店で販売中です!