本日はコレ↑NISSAN グロリアワゴンのご紹介です。

 

平成5年式のGL デイトナブラックにBFグッドリッジタイヤがキマッテますね。

 

こちらのグロリアワゴンはナント!

 

ワンオーナーの走行距離4.7万キロの優良車です。

 

仕入れ担当者は、このグロリアに遭遇した時に「ホントに4万キロかぁ~」と疑ってかかったのですが、検査したところ間違いな

 

く4万キロだったので今回仕入れてきました。

 

グロリア&セドリックワゴン(バン)は昔から人気のある売れる車ですから、現役だった頃は勿論のこと、新車販売が終わった後

 

でも走行距離が巻き戻された車が横行しています。

 

中古車サイトでグロリア&セドリックワゴンを検索すると、数十台表示されると思いますが「走行不明」となっている車を何台も

 

見かけると思います。

 

それはメーターを巻き戻された車で「走行距離管理システム」(システムに加盟しているオークションや店舗などに入庫すると、

 

その時点での走行距離を記録される)に通すと現在のオドメーターと相違する記録が出てきます。

 

例えば現在5万キロのオドメーターなのに、令和元年〇月○日に15万キロでオークションに出品されていた記録があったみたい

 

な事です。

 

こうなりますと、当たり前ですが5万キロで販売する事は出来ませんので、走行距離不明として販売するしかありません。

例えば50年位前の「5桁メーター」の車の場合、メーターが1回転すると10万キロです。

 

何回転しているのかも分からない位のクラシックカーなら理解できますが(そもそも走行不明前提で取引されているので)いわゆ

 

る旧車では走行距離はかなり重要です。

 

ワタクシが言ってるのは、旧車の走行距離は少ないにこした事はありませんが、別に10万キロ以下じゃなきゃダメとか、整備記

 

録簿が無いからダメとか、30万キロ走ってるからダメとかじゃなく、走行距離不明はやめといた方がいいって意味です。

 

元整備士のワタクシからすると、メーターが戻されて実際の走行距離が分からない車のメンテナンスはかなり厳しいのです。

 

例えば「タイミングベルト」や「ウォーターポンプ」など、定期的に交換が必要な部品は、走行不明だと、いつ交換したのかも

 

分かりませんし、いつ交換すればいいのかも分かりません。

 

いくら腕の良い整備士も「パッと見」で、いつこの部品が交換されたかなんて分かりませんから、安全策として何でもかんでも交

 

換するしか無くなっちゃうんです。

メーターを巻き戻されている車は「点検整備記録簿」も勿論破棄されていますから、記録簿を参考に整備することも出来ません。

 

弊社の仕入れ担当者は、低走行距離の車が本当なのか嘘なのか見抜く事が出来るそうです。

 

数十年経過して数十万キロ走行した車のメーターを巻き戻し、それっぽい数字にしても絶対に粗が見えるそうです。

 

もちろん、実際その車が何キロ走っているかなんて事は分からないのですが「絶対にこの車はメーターが戻っている!」という事

 

は検査すれば分かるそうです。

 

勿論、弊社ネイティヴは入庫検査と同時に「走行距離管理システム」を通して異常のない車しか販売してません。

 

走行管理システムを問題無く通った車でないと、ネット広告に「走行距離○○キロ」と表記できませんし、走行管理システムを通 

 

さないと「グー鑑定車」や「カーセンサー認定車」となりません。

 

画像のグロリアワゴンは紛れもないワンオーナーの実走行車!

 

入庫時はオリジナルペイントのシルバーだったのですが、これはこれで非常に綺麗だったのでオールペイントするのを躊躇したの

 

ですが、やはりデイトナブラックをセットしたかったのでNISSANの純正色「KH3」で塗装しました。

 

走行距離管理システムを通ったグロリアワゴンはネイティヴ松ヶ丘店で販売中で

 

す!