アマゾンのホリデーセールを眺めていたら出てきた一品。
ワイヤレスイヤホンって気になってたけど、持ってないしこの機会に買ってみよう。
Technicsのワイヤレスイヤホン、EAH-AZ40です。
ラインナップでは一番安い機種ですが、高級そうな紙製パッケージに入ってます。
後継モデルが出ているようで、これは7,000円弱でした。
Panasonicではなくて大好きなTechnics。これに決めた。
パッケージ裏面。
古いデジカメで撮っているせいか読みづらいです。
マレーシア製です。往年の松下ファンなら「マレイシア製」と呼びたい。
開けて行きます。この辺からデジカメの調子が悪くなったのでスマホ撮影と併用になります。
開けるとメッセージが。ブランドの特別感を演出してますね。
こんな感じで入ってます。
付属品のイヤーピースは4サイズ。本体にはMサイズが装着されています。
本体ケース。色はゴールドを選びましたが落ち着きのある大人向けカラー。
Technicsロゴ入りなのがグッド。
裏面はType-C入力。3時間充電で満タンになるそうです。
充電中は前面のLEDが点灯。電池残量で色が変化します。
満タンになると消灯します。
おまちかねの本体。お値段以上の高級感。素晴らしい。
落ち着いたゴールド色で良いですね。
Technicsロゴのある部分はタッチセンサーになっていて、早送りやボリュームもコントロール出来ます。
メッシュ状のスリットがダクトを兼ねていそう。
裏は充電用接点とマグネットが付いてます。
搭載されるユニットは6mm径とのことですが、しっかりとした音が楽しめます。
ケースに収まった様子。
イヤホン側との接点とマグネット。
この手の製品を知らなかったですが、ケース側にもバッテリーが内蔵されていて、
そこからイヤホンの充電が行われるのですね。
イヤホンのみで7.5時間再生、ケースのバッテリーと合わせて25時間再生とありました。
使い終わってケース入れておけば勝手に充電されてるシステム。
付属品一覧。
本体、イヤーピースは4サイズ、Type-Cケーブル、説明書が入ってます。
説明書は上位の「AZ60」と共用です。
早速ペアリングして使ってみましょう。
専用アプリも用意されているようですが、面倒なのでそのまま使います。
ペアリングが完了すると違和感のない日本語で「ブルートゥース接続しました。」と音声が流れます。
完全無線の耳栓タイプは初めてです。使用感や音質も未知数。
接続はスマホではなく音楽用にしている古いタブレット端末です。試してませんがアプリは非対応かも。
音質は意外というか、普通にバランスの取れた高音質サウンドです。イヤーピースはMサイズを使用。
総合的にナチュラル・サウンドですね。透き通った高音とかではありませんが聞き取りやすい音ですね。
どこかが突き抜けて良い訳ではありません。正直にツマランという意見もありそうです。
買ってから昭和の歌謡曲ばかり聴いてますが、とてもマッチすると思います。
ソースにも因りますが最大音量でも爆音には出来ません。
その辺も含めて中高生向けではなくて音楽を愉しむ、アダルトなイヤホンです。
落ち着いたデザインもそうですが、音質もその通りです。こういうのを求めていた。
使い勝手は素晴らしいですね。線が無いってこんなにも自由。
正直、使う場所は家の中だけです。それでもワイヤレスの恩恵はすごい。
何かしながらでもストレスフリーで音楽を愉しめる。片方無くしそうなのが心配ですが。
タッチセンサーの感度が良すぎて少し触れただけて反応してしまうのが唯一の不満。
高校生時代にこんなのがあったらな・・・って思いました。
カナル型の弱点であるコードの擦れる音から解放される自由。オマケに絡まらない。
勝手にキャッチコピーを作らせてもらうと、
「音楽を纏う、着こなすテクニクス。」そんな感じです。笑
これを選んだ理由は先述してますが、単純に「Technics」ブランドだからです。
この手のジャンルは令和最新版の中華製が溢れかえっています。その商品群にも良いものがあるのかも知れません。
しかしワイヤレスイヤホンはバッテリーを直接耳に突っ込む製品ですから信頼性第一です。
古の考え方かもしれませんが、家電は高いけどナショナルを選んでおけば間違いない。そういうことです。
家電メーカーに当たり前のようにオーディオブランドがあった時代に戻ることは無いとしても、
活かそうとする姿勢は良いと思います。
クルマの名前もそうですが、ブランドは復活させてそれで終わりではなく、継続させることが大事です。
似たような復刻Aurexは初期の製品は「志」があったが、現在は乱発して安売り状態。そうはなってほしくない。
オーディオ全盛期、かつての素晴らしい製品を知っているとそう思うのです。
ボトムエンドのイヤホンでもしっかり満足の出来る質感、音質をそなえたテクニクス。今後も期待出来そうです。