激安カセットプレイヤーとして有名な「遊歩人」を入手することができました。

 

これ。SK-16という比較的新しめでハイスペック?な機種です。

リサイクルショップで動作品が980円でした。安いのか高いのか・・・

 

漢字で「遊・歩・人」。漢気があってカッコいいです。

値段は全く違いますが、ソニーの「武道館」を思わせます。

 

そしてAUTO REVERSE。

・HIGH QUALITY SOUND

・ANTI-ROLLING

ここだけ見るとハイスペックなマシンを思わせますね。期待出来そう。

 

上部。

ボリュームとヘッドホン端子。DC/3V入力。

非常にシンプルで、低音ブースト等はありません。

 

操作部。

ガチャメカ式のオートリバース付きメカ。再生方向をレバーで切り替えるタイプ。

テープ片面が終わったら自動でレバーがガチャっと切り替わり、リバース再生されます。

1度再生すると停止するまでエンドレスにリバース再生されます。

そうそう、早送りと巻き戻しが独立しているのはエライと思います。

近年の激安プレイヤーだと早送りのみってパターンがあります。

オートストップ機構は無いので、テープが終わったら手動で停止する必要があります。

 

対応テープはノーマル専用かつ、ドルビー無し。

このクラスでは普通ですね。

 

裏面。

 

電源は単三電池2本使用。

テープ速度調整ボリュームが手前側電池の裏側にあります。

調整する際は電池を取り外して調整、電池を入れて試聴を繰り返さなければなりません。

 

銘板。MODEL NO: SK-16。ここにも「遊・歩・人」のロゴがありますね。

生産国が記載されていませんが、もしかすると日本製なのでしょうか。

 

結構薄くてスタイリッシュです。

 

ネットで見かけるのは80年代のゴツい遊歩人ばかりですが、これは90年代前半っぽいデザインです。

当時は一体いくらで売られていたのか気になるところです。

動作しますがアジマス調整、テープスピードを微調整しました。

ノーマルテープ専用、ドルビー無しと最低限な仕様ですが、意外と高音質なのです。

音質はやや高音よりで、ミュージックテープを再生すると力強くて自然な音で再生されます。

いわゆるカセットテープらしい高音質と思います。本家のウォークマンと比べても負けていないかと。