帰ろうかな(グット,,がまんして!) | edihの昭和音楽よもやま話

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60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。

2011年12月に"小山ルミ"さんの「グット,,がまんして!!」を紹介。

最近もたびたびアクセス頂いているのはありがたい。70年代ならではの乙女チックなゴーゴースタイルな曲。後に「帰ろうかな」というタイトルでもカバーされていることも前回お話ししたが、今回はこちらにスポット。

まずは小山ルミVer。(70年10月発売)


(作詞:いなずまひかる 作曲:はやしこば 編曲:宮川奏)

今回のお勧めなのは

"グルーバ^"のヴァージョン。
ネット上ではこちらの方がオリジナルという説があるが、発売は70年12月。「アメノウズメノルンバ」のB面曲として収録しているのだがなんのなんの、B面にしておくにはもったいない位の出来。

 

 

小山Verに比べて、ルーズな感じで、オルガンとギターがもろ70年代スタイル。3人で1人がヴォーカル、2人がバックコーラスのスタイルはなかなかいい。

出だしの「シュビ、ドゥビ、シュビ、ドゥビ・・」が早口風でどっか3人バラバラ感が逆によく、「忙しいとかいっといて~」から、「泣いちゃおっかなぁ! 」の掛け声の部分まで感情がこもってる。「グッと、が~ぁま~ん、んして」の「グッと」の部分が都はるみさん風なで力が入って感じが出ているではないか。

1番のお気に入りが、2コーラス目の「みっともな~い、も~ん あっ! みっともな~い、も~ん」と誰かが「あっ!」と合いの手風に入れているのは何故かツボとなっている。

最後は"スキャッツ"この曲が収録されているのは2002年のアルバム
「スキャット・コール」。

「帰ろうかな」のタイトルとして取り上げているのはなかなか渋い。少々アップ・テンポ、ファズ・ギターとチープなオルガンで60年代のサウンドを狙った感があるが、歌い方が"グルーバ^"に比べて説得力に少々欠ける感じもするが、サイケな演奏でカバーしている。

 

 

ということで、3曲聴き比べ。
どのスタイルが一番イカすでしょうか?