優雅~胸さわぎ | edihの昭和音楽よもやま話

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60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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前回の”堺正章~サウンド・ナウ!!」におこしくださりありがとうございました。また、続編を少々。

「サウンド・ナウ!!」が発売された72年7月に「恋のチャンス」がリリース

BBS
(作詞:橋本淳 作、編曲:筒美京平)

70年代屈指の筒美ソウル歌謡。"B・B・S"とは"Beauty Bllack Stones"の略。全員アフロがこれまたすごい。74年には日劇ダンシングチームの抜粋グループ"ポピーズ"がリメイクしたのだが、日本ではまだ早すぎた。

同じ74年3月に台湾からやってきた"優雅"
デビュー曲は「処女航海」


(作詞:有馬三恵子 作、編曲:筒美京平)
少々ルーズなテンポながらファンキーなビート、いきなりドラムソロから入り、リードギターのリフからピアノが重なっていくイントロ。メロに入ると"Stevie Wonder"サウンドでお馴染みのクラビネットがからむ。筒美氏にしては珍しく、ストリングスは薄目で逆にリズム感が出でいる。

”南沙織”さんを手がけた酒井プロデューサーが有馬=筒美のコンビを起用し、覚えやすいメロディで10万枚のヒット。まだこの頃の歌謡界はメロディアスな方が受け入れられたのだろう。

第2弾の「胸さわぎ」(74年7月発売)


(作詞:有馬三恵子 作、編曲:筒美京平) 

多少重苦しい雰囲気からギターソロではじまるが、ストリングスとドラムスのキメが、徐々にリバーブが深くなるような臨場感を見せている。 コーラスの"シンガーズ・スリー"と、優雅の「♪ヘイ~へ、へ、へ、ヘイ~」交差するようなメロディラインも面白い。また、エフェクト処理風な後半のSAXソロも新しい。

水谷公生氏もしくは矢島賢氏と思われるギターも、「処女航海」では、アドリブ・ソロ風であったのが、「胸さわぎ」では凝ったカッティングで、心地よいサウンドを作り上げている。ドラムの田中清司氏のハイハット・ワークも健在だ。70年代後半によく見られるエフェクト処理風な後半のpetのソロも、この曲で使用している。 

今までのストリングスがメインの筒美サウンド、優雅のこの2曲で聴かせてくれたバンド主体の音が個人的には好きである。このサウンドは1stアルバムで筒美氏の全曲アレンジ「はじめまして
優雅です。」では、流行のソウル風で斬新なアレンジ「ともだち」「純潔」「私は忘れない」や前にご紹介した「燃える渚」などの凝ったバッキング、74年の筒美サウンドの変化、アレンジメントを聴くのに貴重なアルバムである。

ディスコブームを迎える75 年に、なんとあの"THE THREE DEGREES”に提供した「にがい涙」がヒット 筒美ソウル・ディスコ・サウンドを確立、以後様々なディスコ・サウンドのヒット曲を世に送り出したのも、74年までの筒美モータウン歌謡サウンドの試みがあったからではないだろうか。 

(文中一部敬称略


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