天国までの百マイル | パンタロン

パンタロン

日常のことや、
ネコズのこと。

久しぶりの浅田次郎さん(*^^*)


事業に失敗し愛する妻子とも別れたダメ中年の城所安男。
重い心臓病を患う老母を乗せて天才心臓外科医がいるという病院までポンコツ車でひた走る。
母、水商売のマリ、元妻…全ての人の思いとともに辿りついた先には切ない奇跡が待っていた。
著者自らの経験を元に書かれたからこそ落涙必至、名作中の名作。

「サン・マルコ記念病院」のモデルとなった病院、千葉県鴨川市の亀田総合病院のサイトを見たら凄かった!
こんな病院が近くにあったらいいな。

落涙必至とあったけど、涙は出ず。
うるうるもせず。
面白かったけど、私的にはパンチが弱かったというか…。
続編でマリのこと書いて欲しいかも。
100マイルは160キロくらいなんだそうだけど、九州に来てから距離感がおかしい私には160キロなんて、たいした距離ではないんですよね。
日帰りで鹿児島行ったりするし。
まあ、九州と関東の交通事情は違うし、瀕死の病人乗せてるんだから気も使うのだろうけど。
しかし最後、安男はいったいどうするつもりだったんだろう。



インスタにもアップしたけど、可愛く撮れたからここにもペタり(*^^*)
頂き物の首輪、似合ってるでしょ~♪