ありがとう、リーさく | パンタロン

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日常のことや、
ネコズのこと。

ブログではずっと、リーさくって書いていたけど、実際の呼び方は1つじゃないし、変化していました。
これって、あるあるですよね。

なななっちゃんなっちんなっつなつ
天スケてんつ
イヴいーちゃんイプいぶみ
リーリーさくオリーオリースオロン

何故か、リーだけがおかしな呼び名になっちゃって(^o^;)
オロンが多かったけど、ロンとか、ロンロンとかも。
これからは全て現在の呼び名で書こうと思います。
その都度、呼び方が違うと思うけど、混乱しないでついてきて下さい(笑)

さて、10日までのオロン、毎日ご飯は食べていました。
ちょっとしか食べなかったり、まあまあ食べたりだったけど。
お水も飲んでたし。

それが11日の朝、起きて見ると急に元気がなく、少しの水を飲んだだけで全く飲まず食わずになってしまいました。
病院は休みに入っちゃったし、どうしたものかと、はちに連絡。
休みなしでやってるとこもあったけど、どれも車で1時間以上かかるような場所。
弱りきったオロンを無理やり連れて行くことは私には出来ませんでした。
車はもちろん、家から出ることすら怖いオロン…往復2時間以上もなんて…

はちも同じ考えで、
・辛い思いをさせて延命したところで治る病気ではない。
・入院させて病院で逝かせてしまうことは避けたい
・長く苦しい思いはさせたくない

そんな理由から、このまま家で逝かせることにしました。
輸液等で頑張ればもう少し生きれたかもしれません。
けど、最終的には同じことになります。
弱ってる体にムチを打つようで私達には出来ませんでした。

今思えば、オロンも自分の死期が近いのを察してたように思います。
頭のいい子でしたから。
ご飯を食べなくなった11日の夕方、ソファーの下に座ってテーブルについていた私の右側に来て座るオロン。
「どうしたの~?」と、頭を撫でると、今度は左側に来て座ります。
そして私の顔をじっと見てました。
こんなことをしたのは初めて。
翌日からはもう、横になったままになってしまったので、自ら私のとこへ来たのはこの時が最後になりました。
何かを訴えていたのかな。
鈍い私は察してやることが出来ませんでした。
ゴメンね、オロン。

そして、本当なら11日から休みだったはちが、お客さんの都合で遅くなり、12日の昼頃に帰って来ました。
いつもなら嬉しくて、はちの足元を小判鮫のように付いて回るのに、横になったまま動けないオロン。
ても、はちが帰って来るまで頑張ったと思うんです。
はちが大好きでしたから。



10日の夕方。
まさかこの2日半後に亡くなるとは…




11日のお昼頃。
目がキツくなってしまいました。


13日、朝5時半くらいに起きると、リビングから玄関へ向かうドアの前にいました。
うつ伏せでアジの開きみたいな格好。
床の上で虫の息でした。
私が、「オロン?」って声をかけると、小さな声で「クゥ…」と。
昨夜、ベッドにシートを敷いて寝かせたけど、どうしても冷たい床の上がいいようでした。
後ろ足に力が入らないので、起き上がってもすぐに転んでしまいます。
それでも床が体温で暖まると移動を繰り返します。
低体温になると体を冷やした方が楽になるそうなので、好きにさせました。

夜中に何度か移動したようでしたが、朝になってからはもう動けない状態に。
虫の息のオロンをシートを敷いたベッドに寝かせました。
そして、はちを起こして二人で最後を看取りました。

ロンロン、えらかったね。
よく頑張ったね。
もういいよ、頑張らなくて。
楽になってね。

…そんなことを何回も言いました。
意識はもうろうとしていただろうし、目も見えてなかったかもしれないけど、声は聞こえてるんじゃないかって、勝手に思ってました。

最後に、ビックリするくらいの大きな声で2回、「オアーン!オアーン!」って。
オロン、小さな体で頑張りました。

痩せ細った体はさわると骨がゴツゴツ。
体温は耳たぶがヒンヤリしてたので、相当低くなっていたと思います。 

火葬はしませんでした。
庭に穴を掘り、そこに埋葬しました。
まだ埋めた土が盛り上がっているので、しばらくして平らになったら花を植えようと思っています。
キレイなお墓を作りたいです。

まだ心に穴があいてますが、私よりはちの方が重症です。
休みでよかった。

今回のことで思い知りました。
他の子では埋められない思いがあるって。
他にまだ3ニャンいるからとか関係ないって。

ロンロン、頭の良い可愛い子でした。
叶うことならもう一度、一緒に暮らしたいよ。
今までありがとう。

 

(7月24日撮影)