陰陽


陰と陽の二つの要素が万物とその変化をつくる。





とある映画をみたところ、

私の心のトリガーとなるものに容赦なく触れられ刺激されたのか

突然涙が溢れて止まらなくなり



あ…ここだ。

ここに私の悲しみの芯がある、と気がついた。


それから毎晩のように

とことん観て感じて考えて突き詰めて


ついに、突き止めたのかもしれない。




とはいえ

悲しみの芯がそこにあるとわかって触れただけ。

何をしても消えるわけではないこともわかった。



それでもそれを嘆いた量だけ

昇華して前へ進んでいくしかないんだとわかった。






でもどうしても考えてしまう。

あの子は、本当にあれでよかったのか…

その気持ちは私の涙の分だけ消えないんだけど。




あの子はいつかのあの悲しみを昇華して

あの形となりそこにいた。


悲しみは消えなかったから、だから求めてしまったけど


最後にはやっぱり自分の居場所をわかっていて


遠い過去に昇華させた悲しみの分だけ想いがあって

またそのままそうして居ることに決めたんだね。



讃える、感謝する、祀る、崇める。


なんだかそんなことでしかあの子を励ますことはできないのだけど。


それぞれの悲しみを昇華させ、それぞれの明日へ進む。


なんかそんな映画でした。






私を救ってくれたあの子の

消えない悲しみの方は私が包む。





読み解いて自分なりにだけど理解して飲み込んだら


片方だけでは成り立たないとわかって

もう一方と一つになれて


補完される心地よさ


この感じは物心ついたすぐの頃の心地よさだ。

拒絶されて片方消して、悲しくなる前の。


否定のない世界は

なんてあたたかいんだろうね。











何を言っているのか、わからないと思います。


ひょんなことから私の身に起きた変化。

こんなぼやかしたお話でしかできなくて恐縮ですが。




陰と陽

片方だけでは成り立たない


良いも悪いもなく

ただそこにある事実


私の悲しみもそうだ。

消えることはない。

どんなに足掻いても過去を変えられることもない。



私、恥ずかしながら悲しみは消せるのだと思っていました。

頑張っていたら過去は変えられるのだと思ってしまっていました。



でもどんなに大切な何が欠けてしまっても

形を変えても

前に進むことは許されていると気付かされました。



好きなことも嫌いなことも

嬉しいことも悲しいことも

明日へ期待も苦しかった過去も

良いでも悪いでもなく

全てが私1つを形作っていた。


こんなシンプルなことだったんだと。

あの子に教えてもらったことを胸に私も進んでいこうと思います。



これを読んで何の映画の誰のことを言っているか

わかった方はコメントください^_^


デリケートな話題の為、返事はしませんが

こちら側で密かにニヤニヤさせていただきます。


冗談です。

乱文にて。失礼いたしました。