固〜く、固く
閉ざしてから早数ヶ月。
いまだ閉じっぱなしの扉です。
開けようか、やっぱり閉めようか
扉パタパタ。
長年そんなふうにしてました。
今は
冷たくて重い扉がそこにあるだけ。
ただ静まり返ってそこにある。
まるで誰もいないみたいに。
体温が、ない。
相変わらずなところは相変わらずではありますが
そう簡単に開かなくなった扉。
人に心を開かない?
とかなんとかそんな話でもなく。
うーん少し
解像度をあげて
感情の扉。
ですかね。
そうね、そう。
感情のね。
私の心はあまり動かなくなりましたね。
心にまで響く想いが減りました。
心にまで届く言葉も減りました。
誰もいないみたいに、なりました。
もう20年前も前に買って
たくさん使って大切にしていた赤いバッグ
引っ越そうとも必ず手元にあって。
でもいつからか使わなくなって。
赤い革の素敵なバック、ANNA SUIの。
今の私には似合わないのです。
大好きだったんです。
でも使わないんです。
大好きだったのはきっとバッグじゃない。
幸せになれると夢見た自分。
私がもうずっと執着しているのは
その時に得られなかった幸せの方。
捨てました。
昨日のことは昨日のこと
明日はどうだ?
今はどうだ。
今日の自分はどうなんだ。
今を大事にできているか。
私はどうやら
自分自身を1度壊してまた形を作る過程で
とんでもない組み直しをしてしまったよう。
でも
そうでなきゃ生きられなかったってわけでしょう。
失望に適応した。
そういうことでしょう。
どんどん力強く醜くなれている。
やっと強くなれた気がする。
その代わり大事なものが見えなくなった。
心は死んだ。
それでいい。
今の自分が1番好きだ。