最近「おもひでぽろぽろ」をよく観ています。いろんなことに迷っている今の自分にはピッタリのお話です。小学5年生のタエコちゃんはとっても可愛いのですが、少し頑固なところやふてくされてしまうところが自分にそっくりだったりして、なんか自分をみているみたいな感覚になります。少しだけ好きなシーンを書き留めておこうと思います。
パイナップルを家族みんなで試食するシーンです。楽しみにしていたのに食べてみると美味しくなかった、というなんとも悲しいオチでした。でも、初めて食べる料理ってワクワクしますよね。わたしは御中元でいただいてしゃぶしゃぶを初めて食べたときのことが印象に残っていて、しゃぶしゃぶ食べるたびに思い返します。家族みんなでお鍋を覗き込みながら、お肉を箸でつかんで、だしの中でゆらゆらと泳がすことが、新鮮で楽しくって。
わたしの死ぬまでにしたいことのひとつに寝台列車の旅があります。とにかく寝台列車にロマンを感じていて、絶対に絶対に乗りたいです。ちなみにジブリ映画にはそれぞれの作品にキャッチコピーがありますが、この作品は『私はワタシと旅に出る』です。わたしも寝台列車に乗って旅したら、自分の過去の整理ができるのかな。
雨の日とくもりの日と晴れと、どれが1番好き?なんて聞かれてみたい。小学生なのに、かなりセンスを感じます。こんな思い出があったら、一生乙女でいられる気がします。中学生時代、授業の前に黒板に大きく『恋は化学方程式』と書かれてありました。誰が書いたのかとかどういう意味なのかとか、授業の始めの5分くらいみんなで盛り上がり、その言葉は先生によって消されました。それから少しして、その言葉を書いた子から告白されました。すぐに別れてしまったのですが、あの言葉は自分に向けられていたのだと知った時、心から嬉しかったことを覚えています。
次に続きます。