◆「三銃士 宿命の対決」&テレビ版
そのほかのキャラの感想


・【ロシュフォール】

原作では、『背丈のすらりとした』『なかなかの美男子』となってますが、
こちらでは中年体型の、
おじさんロシュフォールです。

そしてこの作品では、
「手ごわいライバル」というよりも、
かなり「やられキャラ」設定っぽいです…(^_^;)。

ダルタニャンたちに、出し抜かれるシーン多し。

9リーヴルの因縁…(^^)

今回の字幕のおかげで、
最後にダルタニャンに、お金を払っている意味が分かりました(^_^;)

そしてそして…、
こちらもかなり「いい奴」っぽいです。

本来コンスタンスがどうなろうと、
ロシュフォールには何の関係もないはずなのに、
心配して行方を探したり、 休暇許可書をくれたり、
協力してくれます。
仲が悪い(はずの)アトスにも、声かけたり…。

…どうにも不思議ではありますが、
何となく、この「新ロシア版」では、
『本当に悪い人が、いない』
『悪役らしい悪役がいない』
のが、特徴なのかもしれません…。

リシュリューが「絶対的な悪の親玉」ではないし、
ミレディーも最後は……。
ボナシュー氏も含め。
…そんな印象があります。


・【ルイ13世】

そんな「新ロシア版」にて、
けっこう見どころポイントだと、
(個人的に)思っているのが、ルイ13世です。

見た目もブルネット&縦ロールと、インパクトあり…
(↑史実通り、ヅラなんだろうか…?)

頭の弱い&子供っぽい振る舞いをしつつも、
食えない感じ、
含みがある感じが良く出てます。

映画化にありがちな「単に、リシュリューに操作されてるだけ」ではないのが、良いです。

実際に史実でも、「国王陛下」は変わった人が多かったみたいだし、
クセがあって、人が悪い感じが良く出てるなーと、思いました(^^)


・【バッキンガム公爵】

一方、バッキン公は、
定石通りの「キラキラ二枚目キャラ」ではなくて、
落ち着いた「おじさまキャラ」になっています。

「子供っぽい」陛下とは、
ちょうど対照的な「大人」のバッキン…。

…確かにあの陛下では、アンヌ王妃も嫌だろう…。
誠実そう(?)な、バッキン公に惹かれてしまうのも、無理はない…と、
自然に思わせてくれます…(^_^;)




…以上(*^_^*)。



◆「三銃士 宿命の対決」&テレビ版の
四銃士キャラの感想です


・【ダルタニャン】

個人的には好きな感じの俳優さんだし、
それなりに活躍もしてますが、
何となく印象が薄いのは何でだろう?

原作より狡猾さは薄れて、
かなり単純で子供っぽいです。
コンスタンス大好き!ワンワンっ
…みたいな(^_^;)

テレビ版でも、ミレディーに迫られたり
(↑かな~り唐突な展開ですが…(--;))
ケティーに追いかけられたり?しつつも、
コンスタンス一筋なのは変わらないです。


・【アトス】

脚本やセリフは、ちょっと脇に置いておくとして…。

この人は、とにかく黙って立っているだけで、存在感が…(^^)

例えば、王様との謁見シーン。
アトスは、ただつっ立ってるだけ…。

…だけなのに不思議感満載(^_^;)という…。

何も言わず、うつむいたり、
目線を動かすだけで、ニュアンスたっぷりなのも、見どころです。

…その辺は、原作のイメージ通りで、
原作のアトスファンに見て欲しい…
対ミラディーは原作と180度違うけど…(^_^;)


・【ポルトス】

こちらも原作に近いイメージ。
いい奴で力持ち…という。

テレビ版では、
普通はカットされてしまう、
コクナール夫人とのエピソードが、しっかり再現されてます。

(↑でも正直言うと、ちょっと長すぎるかも…と思いました…。
個人的には、もう少しミレディーとか、ほかのエピソードに回してほしかった…(T_T)。)


・【アラミス】

こちらは原作と、だいぶ違って、
かなり「いい奴!」になってます。
ダルタニャンにも、何かと親切…(意外)

声が低くて、落ち着いた印象があります。
戦闘シーンでも活躍。喧嘩に強くて頼れる兄ちゃん…という感じ。

テレビ版では、シュブルーズ夫人とのエピソードが膨らませてあるのですが、
そちらは、ちょっと消化不良な感じがしました…。

アラミスに関しては、恋愛エピソードよりも、
そのほかの点、

…ロシュフォールと決闘したり(*^_^*)
(ポルトスの、やる気のない立ち合いっぷりも良い)
コンスタンス救出の際に先陣を切ったり (覆面姿^^)
何故か、くわえ楊枝とか
ポルトスとの凸凹コンビとか…

…そちらのほうが面白かった。
原作とは違うけど、
別の面で、結構かっこいいアラミスでした。


(そのほかのキャラについては続く)


こんにちは(*^_^*)
久しぶりの更新です。

間が空きましたが、改めて
【「三銃士 宿命の対決」(新ロシア版三銃士)の感想です】

◆前にも書きましたが、
こちらは、テレビシリーズ10話分を、
映画公開用に2時間にまとめたダイジェストです。
(テレビ版・あらすじ&リンクは、こちら ☆)


◆映画版の構成…

ふつうの三銃士映画では、原作の上巻(ダイヤ事件)までが定番ですが、
こちらは2時間で、下巻の内容まで網羅してます。

ダイジェストということもあり、
かなり展開が早いです。
原作を知っていないと、ちょっとつらいかもしれません。

変更&省略はありつつも、
全体のストーリーの流れは、だいたい原作に沿っています。


◆気になるセリフの内容は…

人間臭く、打算的なところもある原作と比べると、
こちらの作品は、
単純なヒロイック路線
&ロマンチック過剰…な印象でした。

どうも 〈アモーレに生きる〉 というテーマ(?)が、基調にあるように思えます。
(筆頭がバッキン。ダルタニャンも彼女一筋。アトスも未練あり、ポルトスは成就)

『愛のために!』とか、『愛に生きる』
…とか、真顔で言ってます…。

戦闘中には戦いながら、
『ひとりはみんなのために!』と叫んでいるし…。

翻訳のせいなのか、それとも元々セリフがそうなのか…、独特のケレン味がありました。


(各キャラの感想へ続く)