私 ~April④~ | 那種Library

那種Library

小説書こうと、思いました。
新しいお話です。『heart』コメントお待ちしております。

更新は気まぐれです(笑)
スイマセン・・・・

給食の件があってから数日。

あれからちかは、何もなかったように接してくる。

反省してんのかな?

私はそう思いながらもちかと同じように接していた。

『あぁ~ 最近ちゃんと寝てないから、眠いよ~』

ちかはそういってあくびをした。

『ちゃんと寝ないとだめだよ。もしかして勉強?』

まだ中学1年の4月なのに、勉強だったらなんかすごいな。

ちかは、何かを隠しているように、

『 秘密。』

と言った。

答えが意外だったので私は思わず

『はっ?』

と言ってしまった。

しまったぁ。と思ったとき、

『あっ、勉強じゃないよ。』

とちかが笑いながら言った。

『と言いながら、勉強なんでしょ?』

私は、なぜか聞いていた。

『違うってばぁ~ 』

とちかは私の顔を睨んだ。

睨んだといっても、本気ではないようだ。

ちょうどそのころ。

『ねぇねぇ、早乙女さん、駒井さん。』

2人が振り返ると、数名の女子がいた。

『青井 実果 (あおい みか)ってどう思う?』

そう言いながら、1人の子が1番前の席を指さしている。

青井さんは、植村 幸奈(うえむら ゆきな)と楽しそうにおしゃべりをしている。

『しゃべた事ないからわかんない。ごめんね。』

と私。

『私、苦手だわあの子。』

とちか。

『あの子、音読のときつっかえてばっかだし、この前話しかけたら意味分かんないこと言ってたし、黙りこんじゃうし。』

とちか。

『でもそれは、しょうがないんじゃない?』

と私は言った。いいすぎだよちか。

『嘘もつくよ。 真心もやられればわかるよ。』

とちか。

『でも、植村さんは普通に話してるし、そうゆうふうには見えないんだけど。』

と私。

『植村さん、演技してるんだって。 席が前後だったから最初は仲良くしてたんだけど、だんだん気が合わなくなって、でも青井実果が近寄ってくるらしい。 かわいそうだよね。』

と1人の女子が言ってきた。

『青井実果って小学校のときからそうなの?』

とちか。

『えっ わかんない。あの子4月からの転入生だって。』

ともう1人の女子が言った。

私の中学校は、私とちかが通っていた小学校半分と、この女子たちや植村さんが通っていた小学校が合体している。

私はしばらく黙って聞いていた。

演技って、

女子の世界って怖い。

もし、ちかも演技していたら、

そう考えると、人の気持ちって難しいなと思った。

ちかは私のこと、どぅ思ってるんだろう?