奥熊野いだ天ウルトラマラソン 備忘録 | 60歳でのサブ4目指す、アラ還奈緒のランニグ日記

60歳でのサブ4目指す、アラ還奈緒のランニグ日記

56歳で念願のサブ4を達成!
57歳の誕生日を迎えたのをきっかけに、ブログタイトルも一新!
次の目標は60歳になってのサブ4!に向けた日々を綴ってます。

 人生初の100kmウルトラマラソン。

 この先ウルトラマラソンにチャレンジする事があったとしても、この日に感じた思いは

後にも先にも二度とないので、良かったことも、悪かったことも、記憶が鮮明なうちに残しておこうと思います。


1.服装。

 この日は、気温も高くなるとの予想だったので、日焼けによる体力の消耗を防ぐために、Tシャツ、ランパンにロングタイツとアームカバーを装着。

 首周りも焼けないように、オレンジマフラー、帽子もしっかりつばのあるものと、サングラスも装備。

 靴は、いつも大会で履くウェーブエアロではなく、ソールの厚いウェーブライダーにしました。

 日焼け防止以外に意外と良かったのが、足や腕にかぶり水を掛けた際に、ウェアが一定期間水を含んでくれた事と、蒸発する際の気化熱でアイシング効果がプラスされた事です。

 

 2.携行品。

 10Lのリュックに、水1.5L、マグオン4個、カロリーメイト2個入り×4袋、ヘッドライト、デジカメ、スマホ、多少の現金でした。

 エイドが充実しているので、手ぶらに近くても大丈夫と聞いていましたが、初めてで何が必要か不安だったので、まるでトレランを走るがごとくの装備。



 教えて頂いたように、エイドは本当に充実してました。それでも場所によっては、途中で水分を欲しくなることもあり、水は持っていって正解でした。

 あの暑さのせいで、汗と共にミネラルも大量に放出〜。一時は、背中や首までピクピク!ジェルを持ってたお陰で事なきを得ました。

 カロリーメイトは、一袋のみ使用しました。

終盤に胃が固形物を受け付けにくくなった時には助かりました。また、身体がキツイって感じてる時にモグモグする事で、意識が食べる方に行って、辛さを忘れる効果も実感出来ました。

でも、次回は半分でいいかなと思います。


 3.大会前。

 今回エントリーした後も、他の大会の事ばかりに気が行って、予習出来てなかった分、前日は結局慌ただしいだけで、楽しめなかった。

 ウルトラに向けての練習も、篠山フルが終わった3月後半から。

 長い時間動けるように10時間走を一回、アップダウン対策の50kmマラニックを予定通りにこなせたことで、最低限の準備は出来てたかな。


 4.大会当日

 朝2時に起床。身支度を済ませて、朝食はコンビニおにぎり2個をいただきました。

 寝る前に一通り準備を済ませてあったので、スムーズにいきました。

 スタート前は、参加されるラン友さんにご挨拶。

写真を撮ったりとのんびり過ごせました。




 0km〜20km

 スタートして最初の8kmは上り坂。ここはウォーミングアップも兼ねて、頑張り過ぎないが目標。坂の頂上付近のエイドで給水し、着ていたウインドブレーカーを脱いで下りへ。

 大好きな下り坂だけど、気持ちを抑えて足の負担が最小限になるように下っていきました。



 20km〜40km

 25km辺りまで下りが続き、そこから38km辺りまでは、比較的フラットな区間。ここは事前に練習していた7分〜7分半/kmのペースで淡々と走れました。



 40km〜60km

 最初のヤマ場を迎えます。

この間に、峠が二ヶ所設けられていて、53kmと61kmには関門も設けられていました。

 暑さのためか、予想以上に足の疲労が感じられたので、無理せず上り坂は歩いて、他は走る作戦で関門クリア出来ました。



 60km〜80km

 その先に有る84kmの関門まではなだらかな下り基調のコースが続いてます。

 体の疲労も、下半身だけでなく身体全体に影響が出て来てます。胃も固形物を受け付けにくくなって、エイドではバナナと水分を補給する程度に。

そして、呼吸も浅くなり走り続けるのがきつく、合間合間に歩いて呼吸を整えて、また走り出すの繰り返しで前に進みました。



 80km〜100km

 84kmの関門は、閉鎖まで残り5分を切って通過。

 ここからが、本当の意味での勝負どころでした。

 最後の山道、次の関門までは11kmを100分で通過しないといけない。今までのように上り坂だからといって歩いたら間に合わない計算です。

 しかし、走り出してすぐに、左内ももが痙攣しストップ!痙攣している筋肉の緊張がほぐれるまで、多分3分以上ロスしたと思う。

 歩けるようになり、様子を見ながら徐々にスピードアップ。

 速歩きで、キロ9〜10分のペースを維持してとにかく前に進むしかない。

 しかし、次はここに来て頼りのスントが電池切れで計測不能になる。累積距離は90kmだけど、3km程多めに計測されていたので、実際は87kmで12時間43分経過だったから、次の関門までの残り7.5kmを67分で行かないと間に合わない。

 ここからは、5km毎の距離表示とエイドに表示されている距離表示を頼りに、18時50分の関門閉鎖時刻までのカウントダウンでした。

 残り3分を切った辺りで、遠くから「関門閉鎖まで残り1分」の声。まだ2分は残ってるはずだけど感じつつも、とにかくダッシュして関門通過しました。

 でも、その後1分位は大丈夫だったようなので、時計を信じても良かったかも。

 ここで94.5km、あとはゴールまで残り5.5kmを50分で走り切れば完走出来る。

 嬉しことに、ここから先は一切上り坂は無い。疲労は蓄積しているけど、痛いところは無いし、まだ走れる足が残ってる。

 日も沈み、コース沿いに所々照明は有るけど、暗くて走り辛いので、ヘッドライトを装着し、念には念を入れてゴールを目指しました。

 残り5km、4km、3km、2km、1km。

 とうとう帰って来ました。

 左に誘導されて、お花を一輪。

 私の大好きな向日葵だったことに、さらにテンション上がりました。

 左に曲がると目の前にはゴールテープ。

 19時32分01秒、那智の滝をスタートしてから14時間32分01秒、無事この地に帰って来ることが出来ました。

 走る前は未知の距離も、終わってみればあっという間の一日でした。

 マラソン大会とはいえ、規制されていない道を走り、各エイドでは地元の方々と交流したりと、まるでマラニックに参加しているような感覚の韋駄天ウルトラマラソン、コース設定は決して優しくないのに、ファンが多い理由がわかったような気がしました。