リチャード・フロリダ著の「クリエイティブ都市論」を読みました。
3月17日の記事(グローバルな潮流の中のローカルな視点) の中でも書きましたが、私は地域コミュニティのあり方に興味があります。
グローバル化の進展のなかで、地域コミュニティの重要性が今後ますます大きくなってくるものと思っています。
この本は、人生の重要な選択の一つとして、職業や結婚と同様に、「どこに」住むか、つまり居住地の選択が、人生のあらゆる側面に対して重大かつ長期的な影響を与えることを書き記しています。
そんなことはあたりまえじゃないか、と思う人がいるかもしれませんが、それを真面目に検証したものは今までなかったようです。
かつて日本は、会社がコミュニティの役割を担ってきました。
しかし、今では、一部の大企業を除いて、会社にそのような役割を期待することはできません。
平成バブルが弾けた時に、高度成長期に見られたような会社のあり方は消失したものと思っています。
限られたパイを特権化し、自己保身の固まりような正社員が優先的に収奪するような古い会社の現状を見ていると、そのような会社に成長性を期待することはできませんし、自分の未来を託すつもりもありません。
競争原理に基づく市場の中では経済的利潤を得るために効率的に働き、地域コミュニティの中に安らぎを求める。
長い人生を幸福感を持って生き抜くためには、そんな生き方がよいのではないでしょうか。
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