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たとえば、、
・ヒルドイド(皮膚の薬)
・リンデロンV(ステロイド軟膏)
・モーラステープ(湿布薬)
・ガスター(胃薬)
・デパス(精神安定剤)
・マイスリー(睡眠導入剤)
などなど...
聞いたことある!
使ったことある!
って薬も多いんじゃないかな?
で、どれくらい上がるかというと...
先発品と後発品(ジェネリック)の
薬剤料の差の25%が
自己負担になります
(「差額の4分の1」が増える)
実は、この自己負担額アップは
「選定療養」という制度によるもの。
選定療養って何?っていうと
簡単に言うと、
「必ずしも必要ではないけれど、
患者さんの選択によって
受けられる医療サービス」のことなの
たとえば、
・差額ベッド
・予約診療
・時間外診療
なんかが
すでに選定療養として認められている。
で、
今回はこの選定療養に
「先発医薬品の選択」が加わった
というわけよ
つまり...
医療費を抑えるために、
「後発医薬品(ジェネリック)
があるのに、
あえて先発医薬品を選ぶ場合は、
その差額の一部を負担してね。」
ってことなのよ
じゃぁ、どのくらい差額があるのか
ヒルドイドの場合で見てみるよ
【ヒルドイド100g処方の計算例】
現在 3割負担額 :555円
10月以降 3割負担額 :861円
100gだとだいたい、
306円くらいの増額
詳しい計算の例はこんな感じ↓
先発薬(ヒルドイド):18.50円/g × 100g = 1850円
後発薬(ニットー):3.2円/g × 100g = 320円
差額:1850円 - 320円 = 1530円
選定療養部分:1530円 × 0.25 = 382.5円
消費税:382.5円 × 0.1 = 38.25円
選定費用部分+消費税:382.5円 + 38.25円 ≈ 421円
3割負担基準額:1850円 - 382.5円 = 1467.5円
3割負担額:1467.5円 × 0.3 ≈ 440円
患者負担総額:421円 + 440円 = 861円
ちょっと複雑だけど
つまりは
ジェネリックじゃなくて
ヒルドイドを使い続けるとしたら
毎回、306円多く払うことになる
もし毎月処方されているとしたら、
年間で3672円も
余計にかかるってこと
でもね
医療上必要な場合は、
増額の対象にならない
可能性もあるよ
まだどうなるか詳しくわからないけど
・医師が先発品が必要だと判断した場合
(副作用が出るとか効果不十分の場合)
・後発品の在庫がない場合
・そもそも後発医薬品がない場合
などは、対象外になりそう
結局のところ、
ただの希望ならダメだけど
医師がOKしてれば負担は増えない
ってイメージね
だから、自分の体質や病状によっては
今まで通りの負担で済む可能性もあるよ
「私の場合はどうなるんだろう!?」
って不安な方は...
・かかりつけ医に相談する
・薬剤師に相談する
・保険者(会社や市町村)に確認する
のがいいかなって思うよ
今後、調剤薬局とかで
「今までより自己負担が上がりますが
ジェネリックに変えますか?」
って聞かれることも
増えてくると思うので
よかったら頭の隅に置いておいてね〜
ところで、、
