こんばんは



ここ最近、



ちょっと薬の話が続いてますが



ありがたいことに


中耳炎のときに薬関連の
ご質問をいただいたので
あたしなんぞにありがとうございます!!



コメ欄だと返信が
やたら長くなっちゃうのと

似たようなことを
疑問に思ってる方もいるのでは?


ってことで、

こちらで詳しく
お返事させていただきます

※あくまでもあたし個人の意見です。
ご了承ください(*'ω'*)




で、いただいたご質問ですが…
ゆーマさんより❤︎


2歳になりたての息子が数日前から夜のみ鼻詰まりで寝苦しそうにしていて
今日耳鼻科へ連れて行ったんですが、
その際『鼻風邪』との診断で

幼児用PL配合顆粒
という薬を処方されました。

薬局などではどんな薬か説明文みたいなものを頂きますが、今回は院内処方で…
昔からの町医者の為かその説明文もなく…
薬に対しての説明もなく…
(医師からも薬剤師からも)

検索してみると、
あまり飲ませないほうが良い…
という情報も出てきて。

やはり飲ませず、また日を改めて今まで行っていた耳鼻科に再受診するべきでしょうか?



とのことでした
ちょっと編集してますー!


できれば再受診をオススメします、
と、コメ欄では簡単に
お返事させていただいたんですが


あたしがそう考える理由を
詳しく書きたいと思います


ちなみに
薬剤師の配置がなく
薬剤情報提供料を算定していない病院で
院内処方をうける場合、

薬の情報提供があまりないことも
でも特に違反ではないんです
それもどうかと思うけどねぇ。
本来は医師が説明すべきです。




幼児用PL配合顆粒とは…

大人用のPL配合顆粒を
1/6に減らしたもので


解熱鎮痛剤2種、
サリチルアミドとアセトアミノフェン

抗アレルギー剤、
メチレンジサリチル酸プロメタジン

無水カフェイン
(倦怠感改善、鎮痛効果増強のため)

が配合されてます




まぁ昔から
使われてきた薬なんですが、


この中に含まれている
サリチルアミドという成分には

ライ症候群の発症リスクを
上げる可能性が指摘されているんです。



ライ症候群というのは

子どもがウイルス感染症の後に
(特にインフルエンザや水疱瘡)

急性脳症と肝機能不全を発症する
命に関わる病気で


原因は解明されていませんが

サリチルアミドやアスピリンなどを含む
サリチル酸系解熱鎮痛剤との関連が
疑われています。



なので、

15歳未満の
インフルエンザや水痘患児には

サリチル酸系解熱鎮痛剤を
投与しないことがすすめられていて

使用の場合には慎重に投与すること、
となってます。
↑つまり幼児用PL配合顆粒も。


でも。


子どもの鼻水や咳や熱で
風邪かインフルエンザ初期か


区別つけられないですよね(^^;;?


普通の風邪で免疫下がったところに
他からインフルエンザが
途中でうつることだってあるし。



しかも別に

小児用PL以外にも
解熱鎮痛剤や鼻どめはあるわけで…。


なのであたし個人としては

いつウイルス感染症になるか
わからない小児に、

わざわざPLを
選択する必要はないだろう

と、考えています



もちろん幼児用PLを
飲んではいけない訳ではありませんが


最近ほとんど小児には
使われなくなってきているし



明確な意図や説明があった上で
あえて使用する場合を除き、

風邪だからと簡単に子どもに
この薬を処方する先生は



あまり最新情報を
積極的に集めていなかったり

古い治療方針に固執している気がして
柔軟性がないというか。

不安を感じてしまいます(^^;;
あくまでもあたしは、ですよ



…とまぁこう考えているので、

今回のご質問では

薬の説明不足も
感じていらっしゃるようだし

選択肢があるのであれば、と
他機関の受診を
オススメさせていただきました







さてさて今日は

お見舞いのあとに
旦那に子ども達預けて

職場の飲み会に行ってきましたw
23:30頃家着いた笑


やー楽しかったぁー

おやすみなさい(*´艸`*)


ココ