大阪城北詰という駅からほぼ直結する好立地に藤田美術館はあります。



藤田傳三郎という明治初期の関西の実業家の美術蒐集品を展示する私設美術館です。



それは立派な美術館でした。

都市部にありながら、空間の取り方が贅沢でおます。


入館料は1,000円。私設美術館としては妥当なものと思いました。私設美術館のよいところは、美術品の写真撮影に寛容なところです。


藤田美術館も館内の写真撮影は可能でした。


なにやら蔵のような趣きの入り口。



ここから入ったら、逆戻りはできません、と言われました。入ると中は暗く、ちょっとだけわくわくしました。

でも、美術館ですから。その先には静かに美術品と向き合う場所がありました。





美術品の数はそれほど多くはなくて、そういえばミュージアムショップもありませんでした。


ミュージアムショップがない美術館は珍しいかもしれません。



これはいいな、と思ったのは、自分のiPhoneを使って、QRコードから音声ガイドを使えることです。

これは、どの美術館でも導入できるはず。


毎回、600円とか入館料とは別に支払わされることを考えると広く普及してほしい。

AirPodsを使えるのですごくいい。


藤田美術館の音声ガイドはおそらく館員が吹き込みをしていて、素人感があったけれど、私としては別に芸能人の声でなくていいです。


源氏物語の絵日詞や屏風が中心的な展示品でした。





そして、素敵な庭園もありました。


次回は天気の良い日に訪れてみたいなと思いました。