なつみ
「うさぎちゃん、はんぶんずっこしよう!」
うさぎちゃん
「どしたの?これくも?くもよね?
かわいいじゃない!いいの?」
なつみ
「いいの、もくもくさん、まーまくれたの」
うさぎちゃん
「なっち…わけてくれるのね」
くまくん
「ぼくもーー!!ぼくもたべる!」
うさぎちゃん
「出たわね!」
なつみ
「かじる?」
うさぎちゃん
「あっ!!ひとくちが大き…待てー!!」
くまくん
「かじ!!」
くまくん
「おいしーい!」
なつみ
「わーい、かじるー!」
うさぎちゃん
「わたしもかじるー!」
一年をきっかけに集まってくれるお礼にいつもありがとうのお礼も兼ねて、家族へ渡す記念のお品を探しました。
はじめは、去年のお別れ会でお渡しした和の香りのディフューザーを、もう一度お渡ししようかなと思ったのですが、
オンラインでやっと見つけて購入したら…在庫がもうほとんどないとショップから連絡がありました。確かめてもらったところ、その数わずか一点。再製造の予定、まるで未定。
いってん、て!!
生産未定って!!
えー!買う!
とりあえず買います!!!それ!!
鼻息荒く購入したものの、家族に渡す分には到底足りず、探し直しの旅に出ました。
なんだろうな、なにがいいんだろう。
そしてある日、思いついたのはアイシングクッキー。過去に友達のお誕生日に、好みに合わせてギャルソンのアイコンをオーダーで作ったことがありました。
あれはたしか自由が丘のお店だったな…。
まだあるかな、どうかな。
なつみ用のはかわいいのがいいな。
かわいいアイシングクッキーのイメージを探していたら、おぉ、あった、ありました。
なんぞこのかわいさ…!
めちゃくちゃかわいいぞーーーー?!?!
こちら
↓↓↓
とんでもなくかわいくて、ひとめぼれ。
とんでもないかわいさの巡り合わせに感謝。
くもにお名前を入れてもらえるのも素敵。
これにプラス「thank you」クッキーもプラスしちゃおう。いい感じ(←無計画)にラッピングしよう。
いいぞいいぞ、それがいいぞ、そうしよう。
さっそく製作者さんに連絡を取り、必要な数をカウントして、家族が集まる前日に受け取れるよう、段取りしました。
楽しみすぎてわっくわく。
わたし一人で脳内わっくわくです。
さて、ラッピング。
気に入るラッピングペーパーが探せなくて、それならいっそのこと、と描きました。
このために水彩絵具と筆と描き方の本を買い揃え、5年前からしまい込んでたつけペンを取り出し、夜な夜な練習。
そして、いよいよクッキー到着。
サイトで見たサンプルそのまま!
なんというかわいらしさ!
めっちゃクオリティ高い!!!
ひとつずつしっかり個包装されて、
ワンセットごとにまとめてあって
シールに印刷された原材料も
ごくごく素朴であんしんなものだけで
この時点で頼んでよかったなと大満足。
さて、いっきに包むよ!ぜんぶ包んでいくよ!
夫、手伝って!!!!
リボンの結び方もばらばらですが、でもなんとか…なんとか包み終えました。
それぞれの草花はかたちや色で渡すお相手を想像して、箱のなかにはサンクスカードもしのばせて、出来上がり。
細いピンクリボンはなつみのカニューレバンド用に1ロールで買ったもの。懐かしいよ…ミシンとの戦いの日々(そしてミシンに挫折した思い出)。
どうぶつたちがあまりに可愛くて、包装を開けるのもためらいつつ、覚悟を決めて包装をオープン!
はいどうぞー、ぜんぶどうぞー。
なつみにどうぞー。
おいしいかな?
くまくんのかじったあとでも、ぜーんぜん、ぜんぜん大丈夫だよ。
なんてったって、まだまだあるからね。
おひげも、おほしさまも、しろくまもきりんも、ハートもあるんだから。
みんなでわけてたべるんだよー。
あとで食べてみたら、わたしの大好きな思い出深い味に似ていて驚き!!!嬉しくなりました。
わたしは小さい頃、クッキーとチョコレートが好きではなかったのですが(湖池屋のりしおは好き…)、唯一、保育園のバザーで誰かのママが焼いた手作りクッキーだけは、おいしく食べれた記憶があります。
どうぶつのアイシングクッキーは、わたしの思い出の味にとても似ていました。かじると鼻の奥にふんわり漂う、たまごとバターと…小麦粉の香り。優しい味。
思いがけず、なつみに思い出の味をあげられた幸運がありがたかったです。
なつみ、おいしかったね。
cohareさん、
めちゃくちゃかわいいクッキーを作ってくださって、本当に、本当に、ありがとうございました。