なつみさん、ぐんぐんぐぐんと頭が大きくなり
頭囲55cmに到達。
「おれの頭と同じ大きさ」 ←夫
なつみの頭の大きさは
11月ころにグーンと増えて、
12月は微増でおさえて、
1月にまた2センチアップ。
頭が大きくなってる理由は、頭蓋内のスキマを満たす髄液がうまく循環しきれず
徐々にたまってきてるから、かも、な様子で。
水頭症ではないけれど、髄液が増えて、その影響で頭がだんだん大きくなってきてるのは確実、
と言われて、この数ヶ月、様子を見ていました。
(わたくし、理解がゆるいので何かと事実3割くらいだと思って読んでくださいませ)
母子手帳の成長曲線なんか、とうの昔にぶっちぎり済み。
頭蓋骨の限界があるのでいくらでも大きくなるわけではないとはいえ、このビッグサイズでは、
移動するにも上体を起こすにも、安定しにくく、ぐらぐらしやすく、
うっかり首がガクーーーンとなっちゃいそう。
あぶないのね。
そして、髄液が増える一方で、とはいえ頭のサイズに限界があるということは、
たまる髄液の量が増え続けた場合、頭蓋内が満ち満ちてぱんぱんになり、脳圧が高くなるわけで。
なつみのだいじなだいじな脳幹(すでにけっこう細め)を
圧迫しかねないのです。
それ、とてもよくない。
脳幹、大事よ。
そんなわけで、
髄液を抜く処置をすることになりました。
できればこの1回で落ち着くといいな、という希望を持ち
注射針を大泉門から穿刺して髄液を抜きます。
脳外科の先生から丁寧な事前説明をきき、
当日は、担当してくれてる先生や看護師さんも立ち合いのもと
髄液をちゅーっと抜いてもらいました。
当初の目標は50ccだったのですが、
かなりひけたようす。
170ccほど抜けたと結果を教えてもらいました。
おかげでなつみさんの頭はちょっと、ちょっとだけ小さくなり、2センチ減。
ダイエットの結果みたいね。
脳圧が減ったぶん、頭をさわるとフワフワに。
骨と骨のあいだ、
めっちゃふわんふわん。(そのうち落ち着く)
うわーやっわらかーーーーー。
当日はいつものストレッチもおやすみして、
ゆっくり休んでもらいました。
おつかれ、なつみさん。がんばったね。
翌日のなつみさんのお傷、こんなかんじ。
ちびっと。
すぐなおる、うんうんうん。
髄液って何色なのか知ってますか?
知らないですよね。
胃液や胆汁は色があるので(見たことがある体液例)
そういうかんじかなと母は思ってましたが。
すごい。透明度高い。
シリンジに入ったものを処置後にちらっと見せてもらいました。
不純物まじってる尿よりも透明度は高いんじゃないだろうか。美化しすぎか?
壊死した脳の実質は髄液にとけこんでるのですよ、といったようなことを以前に聞いたので、
(理解力ひくいので2割くらいで読んでおいてください)
予想以上の透明度に驚きました。
新生児仮死から7カ月たってるからかな。
体調などの条件によって濁ったりすることもあるらしいです(よくしらない)。
事前の説明で「あたまのお水をぬきますよ」と先生が表現してたのですが、
なるほどたしかに、あれはお水と呼べそう。
そんなわけで、ひとつがんばったなつみさん。
BEFORE
ピーリングしまくりの肌ですか、ってくらい
ぱんっっぱんに張ってたおでこの皮膚
↓
AFTER
ずずいと髄液を抜いたおかげで、すこしゆとりを取り戻しました。
↓
目の周り、めやにでしょぼしょぼしてるけど。
あたまがちょっとだけ楽になった、かな。
だといいな。ふわっとゆるめられたかな。
なつみ、どうかなー?と
そっとおでこをいいこいいこ、なでなで。