泣いちゃうからね、
歯を食いしばって観てるからね。
第5話は切迫流産の妊婦さんふたりのエピソード。
メディアに出た記事をみるとこのメインエピソードの件だけ取り上げてるけれど
http://news.livedoor.com/article/detail/13876103/
サブエピソードも、ね。これね。うん。。。
メインエピソードだけなら前シーズンと同じテーマに終わるところを、
今シーズンは出産の後がテーマなので、第5話はサブエピソードでそのあたりをカバーしてたかんじ、なのかなと思いました。
違ったらすんません。
サブエピソードは、超低出生体重児としてちいさく産まれた赤ちゃんのこと。
先天性の疾患をもって生まれ、手術すれば危険な状態から脱せられるのに親はそれを拒む。
なぜなら、手術してもしなくても、赤ちゃんに障がいの可能性があることに変わりないから・・・もうそこまでしたくないという気持ちなのだろう、な。
医療の力でつなげた命の、その後をつなぐのは家族。
産まれたあとが本番のはじまり。
突然の出来事に面食らってそう考えてしまったこの子の親の気持ち、わかります。
すこしケースは違いますが、わたしたちも、これに近い考えをもったことがありました。
ほんの初期の、ほんの一時期ですが。
だから、気持ちわかるから、あのお父さんのこと、責められない。
かわいいなつみの成長を喜び、やわらかくあたたかい肌に触れる喜びを知った今、
この手をはなすなんてできない、と思うものの、最初のころの混乱と戸惑いは、かなりのもので。
明るく輝く希望はどこへ。
手にしてたはずの、描いてた未来はなぜ消えた?
新生児仮死というキーワードをはじめ、たくさんたくさん、調べました。
不穏なキーワードもたくさん、調べました。
脳死、脳幹死、植物状態、脳性麻痺、低酸素血症、障碍児、予後、、、、。
あのお父さんもきっとたくさん、調べたり、考えたりして悩んだはず。
そして帝王切開に同意してなかった、という方向に向いてしまったんだと思う。
ドラマのなかでは扱いの小さなエピソードではあるけれど、わたし的には、いろいろと思うところの多い事柄でした。ついつい、触発されて振り返っちゃった。
出産と子育てを経験しているたくさんのママたちの思い出に触れ、
プレママや妊活さんたちの不安や期待の感情に触れ、
ドラマについて言及するなんてしたことのないわたしの記憶に触れてる。
きっと、コウノドリは、たくさんの女性の心の琴線にふれてるんだろうな。
このタイミングで、コウノドリ。
これもなにかの縁かな。
産んでから、その後が本番。
わたしはいま、その言葉をかみしめてます。
産後のママはきっと全員、その言葉をかみしめてる、よね。
結婚のときも、結婚してからが本番、って思っていたけど。
いやー、ほんと、人生っていろいろあるんだなぁ。