私は、本日も引き続き@東京でした。
そう、この美術展を見るために・・・
東京都現代美術館にて開催されている、吉岡徳仁氏の「Crystallize」展を。
2つの展示のみ撮影が可能となっておりました。
私も遠慮なく、撮影☆
"Water Block"
パリのオルセー美術館の印象派の作品群と共に展示されているガラスのベンチです。
「360°どこから見ても美しい」、その言葉はこのベンチのためにあるかのような、美しい家具でした。
そして、これも撮影可☆
"Rainbow Church"
アンリマティスの「ロザリオ礼拝堂」にインスピレーションを受けた作品。
500個ものステンドグラスの集積。
太陽の自然の光に合わせて、いや、その光を益々増幅させて、虹色の”「奇跡の光」が現れる”のです。
自分もそうなのですが、この展示室に入ると周囲の人が表情を変化させるのがわかります。
驚きと輝き、畏怖、喜びに包まれて。
「美」と定義するのに戸惑うような作品があふれる中(失礼(;^_^A)、これは、というか吉岡氏の作品すべてが「美」のカテゴリーに文句なく入れられる気がしました。
展示の最初に書かれていた、吉岡氏の言葉。
”自然から生み出された、人間の想像を超えた造形。その作品は、人の心を動かす自然と、そこに潜むエネルギーに感応して、自らを造化します。それは、造形や技法という概念からの解放です。私の未来への答えがそこに存在しています。”
最初はよくわからなかったこの言葉も、この展示を見るとふと得心している、そのような作品と展示でした。
すごい良かった・・・、しみじみと感動している自分が今もいます。