4日ぶりに通った旧西那須野町の桜の名所として名高い烏森公園の並木道。
まだまだ5分咲きといったところでした。
3分咲きかな??というところもちらほら。
明後日辺り満開かな~と思いつつも、今週の天気をチェックすると曇りや雨ばっかり。
もしかしたら、満開前に・・・ 不安な想像が頭をよぎります。
でも、昨日は私用で佐野へ。
高速を上るにしたがって、どんどん満開の桜が。
佐野はもう満開を過ぎた感じでしたが、桜を堪能いたしました。
さて、佐野での用は、学校の支部会も兼ねての映画鑑賞。
観たのは「セヴァンの地球のなおし方」とNHKのドキュメンタリー「そのとき歴史が動いた」。
田中正造の没後100周年を記念しての映画祭です。
450人収容のホールに人がいっぱい。
まず、「セヴァンの地球のなおし方」は、あのリオ地球サミットでの伝説のスピーチを行った少女セヴァン・スズキの20年後を追ったもの。
大人になった今でも「なおし方がわからないものをこれ以上壊さないで」と叫び続けている彼女。本当に美しい生き方だと思いました。
そして、「そのとき歴史が動いた」の田中正造。
ドキュメンタリーを撮った当時のNHKの担当者もいらしていて、作品の解説をしてくださいました。
佐野で育った方に聞くと、佐野では田中正造といえば「義人」、義人といえば「田中正造」だそうです。
足尾から渡良瀬川流域一帯のかなり広範囲の人々が、それぞれの戦いと正造翁との思い出を大切にし、後世に引き継いでいこうとしています。
ドキュメンタリーでの再現フィルムや取材先は、このような人々の協力が欠かせなかったとのこと。
何よりもその思いが、この満席の映画祭に溢れているような気がしました。