まだ五時半なのに、外はすっかり真っ暗ですね。。
そういえば、先日、「森の健康診断」という、少し変わったワークショップに参加してきました。

集まった面々は、那須野が原の森林地権者さんや農林業従事者、宇都宮大学や拓陽高校の生徒さん、皆さん森林の育成に興味深深の方たち。
そんな団体に木々の見分けもつかない30代女子がぽつんと一人。私でした(´;ω;`)
その団体の後をとぼとぼとついて行き、向かった先は鴫内ランドの奥の森の中、市と改良区の共有林。
オールヒノキの斜面傾斜30度の森でした。
傾斜30度って結構すごいんですよね。
木につかまりながら、転がらないよう注意しながら進みました。
10年前に一度間伐もしたらしく、木が地面に転がっています。
まっすぐ伸びたヒノキ。葉っぱが生い茂って第一印象はきれいに整備されてるな~という印象でした。

空を見上げるとこんな感じです。ちょっと暗い・・・?
講師の先生が問います。
「このエリア内の木はどのくらい切ったらいい??」
私は20%と答えました。後は皆まちまち、5%という人もいれば40%という人もいます。
その後、100円ショップで購入した道具を使って、森の診断をしていきます。
木々の胴回りを測ったり、植生を調べたり、傾斜を調べたり、木の高さを調べたり、、と(詳しい調査方法はこちらを!矢作川水系森林ボランティア協議会)
そして私たちが診断した結果は
3割削減!
でした。
不健康な森だったようです。
講師の先生が言うには、この辺りの森林の9割は間伐が必要だそうです。
そういえば、周りを見渡すと、うっそうと暗い森や林ばかり。
私たちが思うよりも、切って、切って、光を森に入れてあげなければ、健康な状態とはならないのだそうです。
何よりも大切なのは、定期的な伐採を適切に継続して行うこと。木の高さが高くなればなるに比例して間伐量は増えていくからだそう。
診断の次は伐採だな・・・
木を切る技術を身に着けたいと、思いました。
最近、光のさす明るい森の中にいる自分を夢見る営業Yです。
