ふらりと立ち寄ったいつものお店でマスターと話していると
3人の女の子が来た
スラリとしていて色が白くて綺麗な子たち。

なにやら
ここはビール飲めますか?
とマスターに聞いている
英語だ

私もマスターも言葉がわからないのだけどなんとかコミュニケーションを取る


話を聞くと(おそらく)中国からの留学生で
15日間、日本のあちこちのシェアハウスに泊まっているそう
(カラコンの影響もあるが、それだけではなく)みんな目をキラキラさせて話してくれた。
ちなみに1番好きな都市は大阪だったそう。東京は人が多すぎだってさ。

そのうちの1人の子がお店にあるキーボードを指差し、弾いていいかと英語で尋ねる


マスターが快諾してセッティングを始めると突如遠慮し始めた
全くわからず2人でぽかんとしていると1人の女の子がスマートフォンに向かい、
なにやら打ち込み始めた
おそらく翻訳アプリのようなもの
そして、心配そうな顔で画面を見せてくれたそこに書いてあった言葉は



  



「面倒だからな」





マスターも私も一旦、時が止まったが
きっとセッティング大変だから本当にいいの?という意味だろうと解釈しOKOKとか言ってとっととセッティングした

 


弾き始めた女の子はとても上手で
中国で流行っている歌や、民謡なんかを弾いてくれてマスターもギターでセッションしててとても良い時間だった



大人びているけれどまだ若い子たちで
日本のアイドルはだれだれが好きだとか色々話してくれた
熱狂的ファンだとのこと


面白かったのは1時間後には
向こうが英語か中国語、私は日本語で会話が成り立ったこと
 
中国に来たら案内してあげるからぜひ連絡を頂戴と言ってくれて連絡先を交換した


こんなふうに会話が成り立つことは
本当に伝えたいという気持ちがあるからだろう
伝えるという根本を改めて知る。


それにしても
きっと色んな言葉を話せたらもっと豊かだろう
学ぼうと思った時間だった



















こやつとも異文化だな

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