20240720 三度目の白馬は豪雨と強風でも花盛り(その1) | 黒兵衛

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登山初心者・スキーは中級?木材があればなんでも作る??
那須の秘境に分け入らず,一年中遊び暮らしている・・・かもしれない那須の黒兵衛の公開日記です

7月6日、7月13日と2度も悪天候のためにキャンセルした今年の白馬岳

 

当初は猿倉から大雪渓を登る計画だったのですが

キャンセルを繰り返している間に、クレパス発生のため通行止めになり

栂池から登ってきました。

 

金曜日、急遽2時間早退して車中泊。20日6時15分ごろ、チケット売り場に並びます

麓は、チラチラ降っている程度でしたが

 

ゴンドラとロープウエイを乗り継いだ栂池平は雨ザーザー

しばらく様子を見ていましたが、山小屋16時着のために8時ごろ出発

9時ごろには、前のお兄さんと同様にずぶ濡れ

カッパをちゃんとしたものにしといて良かったですが、靴下は濡れてしまいました。

 

中の原あたりでしょうか?さすがに人気のお山の土曜日。ずぶ濡れの老若男女がたくさん

何が楽しゅうてこんな日に・・・・と自問自答

 

天狗原の木道を過ぎてからのやや急斜面は沢登り状態(笑)

 

岩ごろ道の先には雪田。これはちょっと想定外だったけど、踏み跡たどって問題なく

登れました。ロープも張ってありました

それにしても、皆さんこのお天気に頑張りますねぇ

 

10時30分 白馬乗鞍岳。やや急斜面を乗り越えてホッと一息です

ここからは大池までゆるゆる下ります

向こうのお山は全然見えませんねぇ~

 

 

おお、白馬大池と山荘が見えてきました。あいかわらず雨はザーザー降りです

山荘で、卵スープ(400円)とカップヌードル(700円)と持ち込みのパンを

食べて内側から加温、強風の稜線での低体温症対策バッチリです。

 

山荘でランチしている間に雨がやんでありがたや~。遠くの小蓮華山を眺めながら

雷鳥坂を登ります

地図には「雷鳥目撃おおい」と書いてあるけど、我々は見たことがない雷鳥坂です

 

 

稜線に上がったらいい景色。来たことが無いけど岩岳スキー場もくっきり

 

船越ノ頭は爆風で、ブレない写真を撮るのも大変なくらい

 

小蓮華山までの稜線。大好きな眺め

 

通行止めの大雪渓が見えます。上部(画像右端)はかなりの急斜面デス

稜線は、地形によってところどころ爆風で、この谷に吹き飛ばされないように

新潟側の斜面寄りに歩きました(笑)

 

たまたまガスって何にも見えない小蓮華山頂

 

14時ごろ、三国境から雪倉岳を眺める。15時ごろには山頂を踏めそうです

 

今回登山の目的はウルップソウの群生を眺めること(笑)

このコースは名所なのですが、残念ながら終わりかけていました

 

でも、一応たくさん咲いてますよね。2回も延期したのでしょうがないですね

雨にも負けず風にも負けず、花狙いなら梅雨真っ只中に登るべきでした

 

このあたりでは、以前もいましたね雷鳥さん。爺が岳の雷鳥さんほど人懐っこくない

ので安心ですね?

私の防水カメラはたったの4倍ズームなのでこれが限界。珍しくオスのようです

 

14時55分、山頂到着。雨と風で大変な山登りでした

 

下山後のカフェ画像ではありません。山頂から10分の白馬山荘のカフェでお茶して

いる図です。ケーキセット1100円

他の皆さんは山荘泊まりのお客さんのようでサンダル履き。

登山靴でカッパ着てるのは我々だけで、思わずレジのオネーサンに構わないのか

確認しました

 

ゆっくり休んで、オリジナルグッズをいろいろ1万円分ほど買って再び登山仕様に

今日のお宿の、白馬岳頂上宿舎が見えています。あと15分くらいで今日のゴールです

 

個室のだいご味。湿ったものをズラリと並べ干し

靴下は、部屋のたたみにくっきり足跡が付くほど濡れてしまったので干しました。が、

実は、靴下を忘れてしまっていつも持っている予備のものを履いたので館内では裸足。

とても冷たかったです。トホホ

天井が、笑えるくらい純和風。もうちょっと山小屋らしい造作にしてほしかったなぁ

 

晩御飯はバイキング形式。定食っぽくない煮物・炒め物・揚げ物の単品料理ばかり

で、定評通りのおいしさが健在でした。消費した以上のカロリーを補給しました

 

 

朝ごはんも同様。朝こそもっと食べるべきか?

ガスガスで、夕焼け・モルゲンロートもなくあっさり2日目に突入

怒涛のお花まつりは、その2に続きます