20240512 只見町の山々(その2) | 黒兵衛

黒兵衛

登山初心者・スキーは中級?木材があればなんでも作る??
那須の秘境に分け入らず,一年中遊び暮らしている・・・かもしれない那須の黒兵衛の公開日記です

浅草岳と会津朝日岳は登ったことがありますが、要害山と蒲生岳は初めてでした

 

要害山の山開き登山のあとは、会津のマッターホルンと言われている蒲生岳に登ります

この山のどこを登るのでしょうか(笑)

 

登山口側からみるとまあまあ普通っぽく見えます。正面の尾根を登ったように思います

 

会津蒲生駅を右に見ながら只見線の線路を渡って登山口到着です

 

林の中の花

 

この山の名所らしいです。何度か「鼻毛通し」が案内されます

ずっと急登続きですが「鼻毛通し」のあと200mほどは垂直に感じました

 

登り始めて20分くらいでロープが出てきますが、まだ頼らなくても登れる程度の急登

 

まもなく、他の方の参考記録で「スラブ」と書かれていることがある一枚岩の急登

ロープやクサリは付けられていないです

 

夫婦松。細い方は枯れているようです

 

ゴツゴツの岩道の根元にお花を見つけました

 

アマドコロの群生でした

 

大人にガイドされた子供のグループ。安全第一でヘルメットを着用していました

持ってくれば良かった?前途の険しさに不安を覚えます

 

この山もイワカガミがたくさん咲いていました

 

ヤマツツジもきれいでした

 

足がかりが少ないクサリ場

 

木の根っこに足をかけて登るクサリ場

 

800m登りました。当然ここは右を登ります

鼻毛通しまではゆるいということか、山頂までゆるいということか

どっちにしても誤表記ですね。この先、ゆるいところなんてありませんでした

 

YAMAPなどの山行記録によく出てくる、ロープがないと渡れない足がかりのない

トラバース

 

転げたら、田んぼまで落ちていきそうです

 

鼻毛通しに到着。あと200mです

 

まあ、確かに・・・・それにしても鼻毛に例えなくても(笑)

 

実はこの先が核心部、垂直?登山道のはじまりで花をめでている場合ではなかった

 

ロープと樹木が頼りのトラバース

 

なんにも無いから4足歩行の急登

 

ロープにぶら下がって登るほぼ垂直坂

 

1時間半でやっとやっと頂上

 

チラリと写っているおねえさん(2人パーティ)は、あと300m地点から

左に入って危険岸壁を登ってきたそうです

 

少しはゆるいであろうう回路を下山しようと思っていたらトラロープが張ってあり

おねえさんたちも状況がわからないとのことなので、泣く泣く同じ道を引き返すことに

 

登りだからなんとか歩けたのに。

やれやれです。出だしに自分の山すそが見えないお山は初めてです

 

40分くらいで、一息つけるところまで下りた感じ

 

登ったことはないですが槍ヶ岳の穂先みたいな山でした。いい練習になりました

 

今振り返ってみて、この山を山開きで連なって集中登山するのは怖いですね。

今回ついでに登っておいて良かったと思います