次の日、初めての病院でどうしているか
心配で早めに家を出ました
そして病院に着くと
車椅子に乗せた父と看護師さんに駆け寄られ
昨夜の出来事を告げられました
帰られた後、大変だったこと
暴れたこと
声を荒げて騒いだこと
一晩中寝なかったので相手をしなくてはならなかったこと
などなど・・・。
私たちには寝耳に水のことばかりで
ただただ看護師さんの凄い勢いに謝っていました![]()
いろんな方に気を使う優しい父が
信じられませんでした![]()
落ち着いた後
婦長?さんから呼び出しがありました
主治医の先生も同席され
朝聞いたことをもう1度聞くことになりました![]()
うちの病院は抑制はしないので手袋やベルトなどの
予備がないのでそろえていただきたいと言われました
なんだか矛盾しているなぁと思いつつも
父の安全のためと思い取り寄せる事にしました
そして
夜は看護師が1人、ヘルパーが2人で
60人の患者さんを看ていることや
またこのようなことがあったら夜中に呼び出しますので
よろしくお願いしますと言われました
それだけのことをしたのだから仕方ないなぁと思い
否な気持ちを抑えながら従うことにしました
父はと言うと
すっかり元に戻り、リハビリを頑張っていました
歩く練習も新聞を読んだり、身体の動かし方、そして
大きなムースとお茶ゼリーを食べる練習も
とっても楽しそうで昨夜のことがうそのようでした![]()
そして夕方、私たち家族も目撃してしまうのです
そこにいたのは「火事だー!!」と騒ぐ父でした
出来るはずの無い正座をしたり立ち上がろうとしたり
凄いハイテンションで押さえるのが大変な
見たことのない父でした
泣きたい気持ちで、ありもしない火事から
逃げようという父に抱きついていました
私たちは「大丈夫」「ごめんね」を繰り返しながら
突き出してくる手や足をかわしながらなだめていました
結局、精神安定剤と睡眠剤で落ち着きましたが
なぜこんなことになったのか凄く悲しかったです
次の日にまた呼び出しがありました
「お父さんは夕暮れ症候群だと思います」
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「1度精神科で診ていただいてください」
このままだとうちの病院では看られないと言われました
精神科?あれほど元気になって
笑顔も沢山見せてくれているのに![]()
いったい何があったのか・・・。
この病院で看られないと言うならもういい
家につれて帰ろうって本気で思ったのでした
それでもいざ連れて帰るといっても
何をどうしたら良いのか見当がつかず
途方にくれてました![]()
抑制用の手袋とベルトが届き夕方近くになると
手袋とベットから離れないようにベルトを手首に
私たち家族がして帰りました
看護師さんからの要求でした
娘が父親を抑制する
凄くつらいことでした
毎日、泣きながらつけて帰るんです
つらかった・・・。
このまま病院に寝泊りして手をつないで寝たほうが
どれほど楽だったか
この頃は父に隠れてよく泣いてました
朝には「昨日けんかしたな」
って申し訳なさそうに言うんです
暴れるのを抑えていたのが父にはけんかしてたと
思ったみたいです
そして
7月29日
精神科へ家族だけで行きました
父の生い立ちからいろんな話を聞いてもらいました
その間に父が水道を見つけて飲ませてくれと
言い出したのです![]()
そういえばこの間のお風呂の日
身体を洗ってもらって排水溝へ流れている水を
飲ませて欲しいと言っていた事を思い出したのです
そのことを伝えると
いつごろから水を飲ませて欲しいといわれていますか?
と聞かれ7月の初め頃からでしょうかというと
水分を多めに採るのが良いと
とろみをつけたお茶が飲めるように
そして安定剤がお父さんの身体に対して少ないので
逆に効かなくてしんどいと思いますと
少し多めにしてもらうように書いておきます
とのことでした
そして
7月31日
ゼリーやプリン、ムースに加えて
とろみをつけた飲み物が飲めるようになったのです![]()
とってもうれしそうな父の顔は忘れられません
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相変わらず怒りっぽいこともありましたが
夜はお薬のおかげで寝てくれることも増えました
でもね・・・その薬がまた問題になるのですが
それはまた
