昨日、特殊詐欺を行っているグループであろう番号から電話が携帯に来た。

 これまでも、何度か電話が来ているが、あいにく、取れなかったが、今回はあえて取ってみたのである。

 

 特殊詐欺からの電話、最近は、「+28」で始まる番号で発信がある。

 そして、末尾は0110と警察を偽装しているつもりになっている。

 

 +が付くのは、国際電話を現し、28は、かの有名な独裁国家、ベラルーシである。

 まぁ、表示されている番号は、偽装している可能性が高く、どうせ、東南アジアの拠点から掛けてきているのだろう。

 

 電話に出て、出ると

 詐欺G「○○さんの電話ですか」

 自分「いえ違います」

 詐欺G「〇〇区の〇〇さんの電話じゃないですか」

 自分「違います」

 詐欺G「〇〇町〇丁目〇番〇号の〇〇さんじゃないですか」

 自分「違います」

 詐欺G「本当に違いますか」

 自分「違います」 

 詐欺G「でわ良いです」

 

 こんな会話だった。

 ベラルーシからの電話で「はい、〇〇です」と答えるほど、お人好しで無い。

 0110を表示すれば、警察と勘違いすると思っている詐欺グループの知恵の浅さがまだまだと言った感じである。

 

 今回は、全く名乗らなかったが、〇〇警察署刑事課〇〇です。とかいきなり名乗るパターンもあるようである。

 電話に出た感想としては、まず、生の声ではなく、ボイスチェンジなどを使て特定を避けている感じだった。

 あとは、少し奥から声が聞こえたので、同じような「掛け子」が働いているのだろうなと言った印象だった。

 

 個人情報が漏れるのは仕方がないが、〇番〇号は、基本的に自分は、正式な書類にしか書かない。

 銀行の口座開設、ネット証券の口座開設などの際に書くが、それ以外の場合は、「-」で書く。

 

 ある程度の企業から情報が漏れたのが伺え、どんなに対策をしても、個人情報は洩れるとの前提でいた方が良い証である。

 暇だったら、もう少し「〇〇さんですか」と言われ、「ハイ」と言ってお付き合いしても良かったが、時間がなかったので、全て「違う」と言ってみた。

 

 そもそも、警察が人に容疑をかけ、逮捕するかもしれない場合、事前に容疑を伝えたりはしてくれない。

 いきなり来るし、そうしなければ、逃げてしまう。

 〇〇の容疑が掛けられており、今、お金を払えばと持ち掛けてくる時点で、容疑を事前に伝えており、まずありえないし、もし、仮に本当であっても、ここでお金を払えば、警察官を買収したことになり、それはそれで罪になる。

 

 そして、電話番号ブロックアプリで、28で発信されるもの、0110で発信されるもの、国際電話の表示の「+」と表示されるもの全てを通話できないように登録した。

 

 正直、遊んでみたい気持ちもあるが、関わると面倒なので、まずはブロックである。

 今日は、特殊詐欺に引っかからないための啓発を込めて、少し受験とは違う話を書いたが、最近は手口が巧妙化しており、50歳代でも引っかかる例があるらしい。

 

 大事なお金、気を付けていきたいものである。