次第に獣医学科への出願が締め切られ、順調に志願者を集めている。
一時期、出願者数の動きが鈍く、昨年を下回るのではと思われた北里大が、結果的には、駆け込みで多くの志願者を集め、昨年を上回る結果となった。
麻布大も19日時点で昨年並みまで来ており、19日締め切りなので、その後、整理などを行えばもう少し数が伸びるので、昨年を若干上回る程度ではないかとみられる。
日本大学は23日締め切りで、昨年の3分の2の学生を集めており、共通テストの自己採点結果をみて出願できるので、今週、一気に増えるので、まだまだ、出願者は増えそうである。
全体に、獣医学科、順調に志願者を集めており、少子化での学生確保の難しさもどこ吹く風と言った感じである。
ただ、1人育成するのに、2500万円もの費用が必要で、それに耐えられるだけの資力の覚悟が必要である。
理論的には、奨学金を最高額の18万円借りて、さらに、各県が準備している修学資金の給付を受ければ、全て支払うことはできるが、奨学金はあくまでも借金であり、20年かけて返済したとして、毎月6万円ものお金が給料から消えていくが、それを楽に払えるほど獣医師は給料は良くないので、そこは、親の財力次第ではないかと思う。
2500万円の内訳は、学費が1500万円、6年分の生活費が864万円(月12万円×6年)、教材費など60万円、受験料80万円とこんな感じである。
教材費には、PCやタブレット、プリンターなどの購入費が含まれ、受験料には、滑り止めの大学に支払い、放棄する入学金を含めてである。
生活費には、年末年始、夏休み、春休などの実家との往復の交通費などが入っている。
とにかく、尋常じゃなく学費が必要になる。
ちなみに、私立医学部で安い大学に自宅から通うのと変わらないぐらいのお金がかかる。
東京、神奈川意外に住んでいると、関東でも自宅から私立の獣医学科に通うのは厳しく、医学部のように通える範囲に複数の大学がないのが、余計に一人暮らしという、すぐには見えない費用で、大学に通うための費用を押し上げている。
また、自宅から通えば、プリンターなども買わなくて家族との共用でいけるが、一人暮らしをすれば、そうはいかない。
そう考えると、意外に獣医学科に通うのは、大学に払う以外の費用がかかってくるのである。
正直、受験するときは、ここまでの費用負担感があるとは考えていなかった。
とにかく、毎月、毎月が支払いの勝負になる。ハイクラスの給料はもらっているが、結局、税率も高く、そのぐらいの収入でも、獣医学科に1人通わせるのは楽ではない。
