最近、少し獣医学科受験を振返り反省している事がある。

 

 それは、第一志望が獣医学科であったが、第二志望は地方国公立の農学部であり、もう少し獣医学科に絞った受験スタイルに早く取り組んだ方が、前期日程で合格したのではと反省している。

 

 子供自身が漠然と、獣医学科に行ければ良いなと、少し憧れ的な受験であった。

 学力的には、平均すればこの時期E判定の最上位付近で、時折、A判定やB判定も出るが、安定してC判定以上がでない感じだった。

 そんな状態で模試で関東近郊の農学部でA判定が出ていたので、やはり、目先、手堅く安定的にA判定が出る国公立を第二志望にしたのが失敗だったのかもしれないのである。

 

 感覚的には、この時期に獣医学科で酪農大や岡山理科大がE判定でも上の方なら、獣医学科に特化して勉強をしておけば、もう少し楽に獣医学科に合格したのではとの反省である。

 

 感覚的には、受験者の3分の1以上に現役の時にいれば合格圏になる可能性があり、5分の2でも十分に射程圏内である。

 結局、私立獣医は3教科受験なので、労力的にも国公立の半分の労力になる。

 国公立は、理系の場合、現代文、古文、漢文、数学、英語、英語リスニング、生物、化学、地理とこれだけの科目が必要になる。

 

 一方、私立の場合は、現代文、英語、生物だけでよく、古文や漢文、英語リスニングなどがウエイト軽めでも、とにかく科目数が多く、受験生には相当な負担になる。

 

 このため、もう少し早めに私立獣医に行けると判断して子供にはアドバイスすべきだったと反省している。

 そして、秋の時点では、河合塾などの模試では、だいたい上位3割に付けていたが、国公立農学部に至っては上位10人ほどにランクし、かなりいい気分で受験に臨めそうな状態になり、そこが、私立獣医なのか国公立農学部なのか、最後まで決めきれずどっちつかずになってしまったのである。

 

 繰り上がらなかったが、北里大に補欠になった点を考えると、もう少し早く絞っておけばと悔やまれるところである。

 結果は何とか繰り上げで某獣医学科には行けたが、結局3月31日までどの大学に行くか決まらず、獣医学科に行ける事になったのも3月24日頃、もう少し早く判断しておけば、高校生の最後の春休み、良い感じで迎えられたのではと反省である。

 

 とりあえず、1年生前期が終り、落単はない感じなので一安心である。

 時間を見つけ、子供から学校の様子などを少し聞いてみたい。

 

 そういえば、台風が来る。

 そんな中、ぷち夏休みになりそうである。

 家でのんびりになるかもしれない。