ボーナスが支払われた。

 

 そのお金はほぼ右から左に、子供の後期の学費になる。

 分かっていたとは言え、安くない金額である。

 

 ボーナスの3割が税金や社会保障費などで消え、残りは学費である。

 単純に考え、あまりに税金や社会保障費の占める割合の多さにうんざりである。

 

 とりあえず、マンションを1軒売ったので、当面は学費の心配はないのだが、学費で資産が減っていくことはかなり心配である。

 

 ここから4年間、大学生を2人抱えるので、経済的には一番の山場になる。

 そして、これから3年半、半年に1回学費の心配をするのだろう。

 

 ところで、振り返ってみると、総合選抜で合格した上の子はこの時期何をしていたのか。

 そういえば、プレゼンテーション用資料の最終校正、保護者面談、志望動機の確認などをしていて、不合格の場合のシミュレーションをしたり、プレゼンテーションの際に話す原稿を作成したりしていた。

 

 下の子も同じく総合型選抜からスタートを切ったので、同じように準備をしていた。

 総合型選抜を利用して出願する場合、一般受験より5カ月程度早く準備があるので、学校見学なども夏休みでは少し間に合わないのである。

 

 結果的には、上の子は総合型選抜で決まって、11月から進学予定先の大学が出した課題漬けになったのだが、高校の雰囲気は11月はこれから受験本番と言った感じで、11月に総合選抜に合格した組と相当、温度差があったようである。

 

 そろそろ、2025年入試にむけて、学校見学などが始まっているが、総合型選抜で合格した場合、合格後にも1回ぐらい学校見学が残っており、上の子も合格後に見に行った気がする。

 

 早いもので上の子は3年生であり、もうすぐ大学生活も折り返し地点。

 今のところは、今の大学の授業や研究体制などに満足しているようである。

 

 話を戻して、後期の学費、9月末に引き落としであり、なかなか100万円単位の引き落としが定期的に来ることはなく、少し緊張感が出そうである。

 

 この時ばかりは、ボーナスが出る仕事をしていて良かったと感じる。