上の子は大学3年生になった。

 しかし、昨日も中間期のレポート作成に追われていた。

 

 実は、レポート作成に追われる状態、1年生から変わっておらず、とにかく忙しい感じである。

 このため、バイトも行くことができず、国民年金の支払いがたまる一方である。

 

 国民年金は、一応、学生の納付特例の申請はしているが、少しでも早めに払い、後払い額を減らしておいた方が良いのだが、バイトが難しい感じで、ようやく後期から少し時間が取れそうなので塾講師でも検討をしようかと思っているようである。

 

 高校生まで通っていた塾からも声が掛かっており、数Ⅲを教えられる講師がなかなかいないようで、数Ⅲを教えられる人材が欲しいようである。

 私立文系の講師はたくさんいるが、理系自体が少なく、その中でも数Ⅲを教えられるのは希少性があるらしい。

 そして、理系の場合は物理化学も教えられる。

 

 子供自身は工学部なので、物理を教えられるようだが、私立文系に進んだ学生は、物理化学はなかなか教えられないようである。

 

 そんな感じで、塾講師の勧誘も来ているので、アルバイトをして社会経験を積んで欲しいのだが、国立理系の場合、かなかか時間の確保が難しく、子供の話では一人暮らしをしている学生しかバイトをしていないようである。

 

 一人暮らしをしている学生は、通学時間が無いので1日3時間ほど自由な時間が自宅生より多い。

 その時間をバイトに充てている感じである。

 

 自分が大学生の頃はもう少しのんびりとした感じだった気がする。

 そして、下の子はと言えば、やはり試験に追われてバイトはおろか、自動車学校に行くのもままならない。

 

 できれば夏休みまでに仮免許と思っていたが、どこまで行けるか、正直分からないほど、時間がない感じである。

 何となく理系教育、そもそも理系に必要な科目を教えられる人材が少なく、その時点で理系人材が育たない要素になっているのではと思う。

 

 3年生後期になれば、研究室の配属も決まる。

 そうすると、別な意味でバイトが難しくなる気がするのである。

 

 もう少し理系に、カリキュラムや卒業要件で時間が採りやすいスタイルにして欲しいものである。