先日、受験をした大学からオンラインで、成績開示を受けた。

 オンラインでの開示の最後だったのだが、結局、多くの入試では合格水準に達していたものの、1点に泣く連続だったようである。

 

 私立の共テ利用型の場合、3教科で受験する入試と4教科で受験する入試の2つ同時に出願できたりする。

 今回は、ボーダーを10%弱超えていたので安心していたので、3教科型しか出願せず、結局1問の差で不合格になっていた。

 

 共テ利用方式の場合は、もし、4教科型で出願していれとの計算もでき、4教科型で出願していれば合格していたのである。

 

 最後に発表のあった大学は、一般入試でも出願しており、そちらは補欠繰り上げだったのだが、補欠の連絡を開始すると募集要項に書かれているあさイチで電話が来たのでこちっらも1点差ぐらいだったのではと思う。

 

 獣医学科も補欠だった大学、繰り上がった大学とも恐らくは1点差や1問差程度だったから補欠になったり、繰り上がったのではと思われ、1問の大切さを思い知った感じである。

 

 子供自身は、もう、大学生なので「別に気にならない」と素っ気ない返事だが、今回の1問差での惜敗は国家試験などを受ける上で、しっかりと対応を考えなければいけない。

 

 マークシートの場合、正解を探す方法と不正解を除いていく方法があり、本来であれば答えに自信が無ければ両方を試す必要があるが、子供自身、そこまでの作業はできていないのだろうと思う。

 

 記述式にはない、マークシート独特の回答を探すテクニックで、オーソドックスな手法ではあるが、使える手法である。

 

 マークシートの場合は、うろ覚えをどれだけ正解に持っていけるか、これが重要で、来るべき6年後にある獣医師国家試験もマークシートである。

 しっかり、マークシート独特の回答テクニックを身に着けて欲しいと思う。

 

 そういえば、最近通用しなくなった方法が、答えから答えを推定したり、分からないときは5択の場合は2か4を選ぶ手法。

 コンピュータで簡単に乱数が作られるようになり、ここ10年~20年で急速に通用しなくなった。

 

 人間が全てを作っていたころは、どうしても選択肢で2か4が多かったりしたが、最近は、乱数で決めるようになったのか、比較的綺麗にバラバラになっている。

 

 それでも、マークシートには独特に受験テクニックがあるので、しっかり研究して1問でも正解を積み上げて欲しいと思う。

 

 来月、国立の受験の成績が判明し、いよいよ2024年入試が完結する。