5月末、上の子の授業料の引き落としがある。

 またまた、お金が要る話である。

 

 そろそろ、どこからお金を調達するか考えなければいけない。

 大学生2人を抱えると、授業料の事で頭がいっぱいになる。

 

 下の子の貸与型と給付型奨学金の受給が決まれば、大学関連のお金のヤマは越えるが、9月末の下の子の学費の支払いまでは、なかなかお金を回すのを慎重にしなければいけない感じがしている。

 

 いわゆる資金ショートをしないようにしなければいけない。

 

 給付型奨学金、各県が用意している獣医学生奨学金を利用予定なのであるが、子供がとある県に着目して、どうしてもそこに行きたいと言っている。

 

 子供なりに分析をした結果であるが、なかなかいい所を見つけたと感心した。

 

 本当に行きたいのは「栃木県」なのであるが、栃木県は大学3年生からしか募集がなく残念ながら行けない。

 魅力度47位にもなった事がある栃木県、なぜ行きたいのかと言えば、乳用牛の飼育頭数も多く、東京の実家からも近い。

 

 そして、何とっても慣れ親しんだ「ぷちダッシュ村」があるので栃木が良いらしい。

 将来は、栃木で獣医師をしたいと言っており、魅力度47位に何か惹かれるものがあるのだろう。

 

 個人的には、給付型でもらた県に最後まで居ついてしまう気もする。

 自分自身、色々住んでみてどこが良かったか、恐らく70歳までなら鹿児島県か富山県ではないかと思う。

 

 ただ、70歳を超え、車に乗るのが難しくなると、やはり公共交通機関が発達している東京になる気がしている。

 だんだん、親が定年に近づき、大きな病気もしたので、子供もどこかで親が気になっているのかもしれない。

 

 近くの県に住みたい、何か親元を離れたくない以上に、親の状態が気になり始めているのかもしれない。

 しかし、まだまだ元気である。

 定年までは授業料の支払いがあるので、病気になるわけにはいかない。