下の子が獣医学科に進学して1か月、6年間で72か月あるので、72分の1を終えたことになる。
まだまだ、先は長い。
そんな中、意外に現役生が少ない感じらしい。
現役生の比率は、年によって若干差があるが、どの大学も6対4とかと言われている。
浪人が4割、現役が6割と麻布大学のHPには出ているが、麻布大学は令和5年でみると、170人入学し46人は現役しか合格できない枠である「推薦」で入っている。
すなわち、124人中68人ほどが浪人生であれば、現役浪人比率が、6割が現役という図式が成り立つ。
もちろん、地域枠や社会人枠などがあるので、多少の差異はあるはずだが、55%が一般入試では浪人からって事になる。
大学によっては、現役だけしか受けられない枠があまり多くなく、一般入試のウエイトが高い大学もあり、相場的には現役4割、浪人6割って事になる。
そして、浪人の男女比だが、男子の浪人は女子の1.5倍ほどらしく、68人の浪人生の構成比は男子40人、女子28人ほどの分布になるはずで、男女比は6対4、一般入試で入ってくる男子は約50人、そのうち浪人が40人を占めてることになる。
結局、現役生しか受けられない枠が麻布大は多いと言われている。
北里大、酪農大、日大、日本獣医大は合格者の2割ほどが現役のみしか受けられない推薦枠で入っており、岡山理科大は現役のみしか受けられない枠が数人しかないことから、大学によって浪人比率の差があるが、実際の現役浪人比率は、男子一般入試に限っては8割が浪人ってことになり、現役男子受験生には実際はかなり厳しいと言える。
子供の感想は、英語に関してはやはり浪人生に負けるが、その他の科目については、大学で新しく学ぶ科目が多く、高校3年間で学ぶべき事を4年とか5年かけて勉強し受験を突破してきている浪人生と現役生を比較すると、やや現役生の方が理解力が早い気がすると言っていた。
何となく分かる気がするのである。
そして、この現役浪人比率が国家試験に影響しているなら、だんだん、現役しか受けられない入試枠が広がるだろうし、医師国家試験は現役の方が国家試験の合格率が高いと言われている。
とりあえず、現役男子で合格した下の子は、相当、勉強したんだろうなと、改めて関心したし、高校で東大や旧帝大に行った同級生に交じって授業を苦労しつつ受けていた成果だったのではと思う。
GWに戻ってくるので、もう少し学校の様子、学生の様子を聞きたいと思う。