下の子が2024年度、獣医学部を受験し何とか進学できたのだが、次第に通っていた塾や出身高校、現役浪人の比率などが分かってきた。

 

現役、浪人の比率は、今年に限ってはやや現役生の方が少なく、6割を超えている感じとの事で、ここは、新課程移行に対する影響があったのではとみられる。

 いわゆる「情報」という科目新設が2025年度入試からあり、国公立組が私立でも仕方がないと諦めたような感じがでたようで、このため、浪人生の比率が高い獣医系の難易度が今年は高かった感じである。

 

 確実な事は言えないが、2025年度は浪人生が減り現役生、浪人生ともボーダーが下がり少し楽な受験になるのではと思われる。

 

 5月に入ると順次、各大学の入試得点の自己情報開示が始まるので、その開示をしつつボーダーの分析はしたいが、岡山理科大、酪農大、北里大とも前期は、例年なら合格水準を超えていたはずだが補欠にもならず、国公立も同じような感じで前年のボーダーは超えていたはずなのに不合格をくらったので、予備校の分析以上に受験は保守的なかんじだったのではと思われる。

 

 男女比はと言えば、なぜか女子率が高いようで、その原因は分からないが、男子は場合によっては、獣医を諦め他学部に行ったのかもしれない。

 そして、予備校は大手の河合塾や駿台などの予備校の医療専門のコースを受けていた学生が多く、医専と言われる中小の医療専門塾もそこそこいる感じだが、個別指導塾などはほとんどいないようである。

 確かに、うちは都心なので上の子の時も、下の子の時も地元の個別指導塾で東大生(文系)や東工大生を充ててくれ、塾全体で応援してくれたが、個別指導で東大生を充ててくれるのはTomasぐらいではないかと思う。

 そういった面では、ラッキーだった感はある。

 

 このほか、学士入学なども若干いるようで、さすが医療系と言った感じである。

 家庭環境も次第に分かり始め、やはりそこそこ裕福な家庭が多い感じで、家賃6万円ほどのところに結構住んでいるようである。

 うちは、補欠の繰り上げ待ちをしていたので、ギリギリになって部屋を決めたこともあり、それほど良い部屋が残っておらず、良い部屋には住んでいないが、奨学金を上限まで借りて家賃6万円のマンションって学生もいて、金銭感覚が違う学生がいたりもするようである。

 

 車は乗っていない感じで、そこは医学部とは違うが、普通の学部学生とも若干違うのが獣医系である感じがする。

 

 ともあれ、5月に入ると順次、試験の点数の開示が始まるのでまた、その結果を見ながら詳細を回顧したいが、新課程への移行、思った以上に影響が出ていたのではと、子供の話を聞いて感じた。

 

 今週末にはGWなので戻ってくる。

 その時、もう少し話が聞けるのではと思う。

 

 そういえばもうすぐ母の日、家を出た下の子は、母の日に何かするのか気にはなっている。

 すこしがさつで、直感的に行動する母親を実家にいるときは少し避けていたが、ここに来て一対一でラインをしているようである。

 我が家の家の中的には、そこも注目である。